水没したiPhone11…。洗浄作業任せてください

今回は2019年に発売されたiPhone11の修理です

かなり人気の高い機種ですよね。

状態と症状の確認

では、症状の確認をしていきましょう。

雨に濡れて水没したとのことでご依頼いただきました

結構最近防水を勘違いされてる方が多いと思うのでここで説明させていただきます。

例として、防水は生活防水のことで濡れた手で触ったり、湿気などをある程度抑えてくれるものです

なので、お風呂にそのまま持ち込んだり、雨の中動画視聴しながら傘もささずに歩くのは

生活防水では防げないのです。

前提として精密機器という事を念頭に置いて扱っていただければなと思います。

状態としては電源入らず内部でも動いて無さそうでした。

このような状態になると基板にダメージがある可能性が時間が経つにつれどんどん高まります。

なので、出来るだけ早めにお持ちください。

あと水没後は充電や起動は出来る限り止めてください、電気を与えると電圧の負荷がかかり基板がショートするリスクがあります。

作業開始と途中経過

では、早々に作業に取り掛かりましょう

バッテリーのコネクターを外し電流を流れるのを防ぎます

画面とFaceIDのコネクターを抜きます。

すると、画面側と基盤側で外れます

赤いマークが確認できますね。本来は白いのですが水没後は赤くなる水没チェッカーのようなものがiPhoneにはついています

全てのパーツを端末から外して1パーツずつ乾燥作業をさせて頂きます

しかし、この作業でかなりお時間を頂きますので水没復旧でご来店の際は早めに来ていただけると当日返却ができるかもしれません

作業完了！！！

では、一度組み立て、動作確認して不具合の在るパーツを調べます。

この際に不具合などがなければそのまま水没復旧の料金で返却です。

もし画面やバッテリー、基板に不具合があればお客様と料金面で相談です

是非、水没後は出来る限り早めにお持ちください！