埃の溜まったPS4、故障の前兆かも！？

今回依頼があったのはSONYから発売されている大人気ゲーム機PlayStation4です！

PS4の修理ではなく内部のメンテナンスということでお預かりしました。

皆さんも日頃普通に使えているPS4も使用する場所や環境によっては内部にとんでもない量のホコリや汚れが潜んでいるかもしれません、、、

お預かりした端末の外部の状態ですがUSB部分や後ろの熱を逃がす部分にかなり汚れがありました。

早速分解していくのですが、まずはHDDの部分のカバーを外していきます。

型番によって外し方は異なりますが今回お預かりしました端末はCHU-2000というモデルでこちらは上のカバーをスライドさせると簡単にカバーが外れます。

カバーを外してみるとびっくりする量のホコリが出てきました。

これはまだ上のカバー外しただけのほんの一部にしかすぎません。

上の部分のホコリを取り除きかなり綺麗になりました。

次に本格的に内部の清掃に入ります。

後ろについているシールを剥がして特殊なネジを使い分解していくのですが、このシールを剥がしてしまった時点でSONY公式の修理や本体のサポートに関しては受けれなくなってしまうのでご注意ください。

先ほど外したカバーと反対側のカバーをとります。これが意外と固く結構な力がいります、、、

カバーを取ると、電源ユニット、ファン、ディスクドライブが見えてきます。

外した時の写真ですがファン周りや本体カバーにかなり汚れが見られます

まず電源ユニットのコネクタを外して電源ユニットを取り出しますが、電源ユニットのコネクターは結構固いので無理やりやってしまうとコネクターの破損に繋がりますので慎重に作業します。ここで破損してしまうとPS4自体の電源が入らなくなってしまいます。

そこからディスクドライブや、アンテナケーブルなど慎重に取り外していき、次は反対側のカバーを取り外します。

こちらも先ほどと同様にかなりの汚れがありますね。

銀色のカバーをネジで外すと基板がむき出しになります。

そこから基板をとり外すとファンなどが取り外せます。

ファンもこのようにかなり汚れています。また銀色のカバーにはファンの熱を逃がすところがあるのですがこちらもホコリまみれでした。

カバーやファンなども綺麗に清掃したので最後は手順とは逆に組み立てしていきます。

ここで分解時に外したケーブルなどを挿し忘れてしまうと組み立て後動作がおかしくなったり、電源が立ち上がらなくなったりします。

組み立て後の写真です。

組み立て前とは別のPS4かと思うくらい綺麗になっています。

今回ご依頼のあったPS4は元々ファンなどがしっかり機能していなかったり、ディスクが読み込まないものでした。

残念ながらファンは正常に機能するものの、ディスクの読み込みは手遅れで内部のメンテナンスでは改善することができませんでした、、、

皆さんの普段使われているPS4もすぐ先に異常があるかもしれません。

普段とは違う動作をした、一度内部の清掃をしてほしいなど、手遅れになる前に一度ご依頼いただければと思います。

内部のメンテナンスは¥10,800で行っています。

メンテナンス以外の修理なども承ってますのでご利用ください。

※今回紹介した分解手順はあくまで一部になります。ご自身で分解、修理される際は自己責任になりますのでご注意ください。