外カメラが白くぼやける…ピントが合わない…ブレてしまう…！

今回はiPhone6sの修理のご依頼を頂きましたのでご紹介致します！

iPhone６sと言えば2015年に発売された古めの端末です。ですがまだまだ現役で使われている方も非常に多く修理のご依頼もとっても多いです。

iPhone6sの修理はバッテリー交換が多いですが今回は【バックカメラ】の交換修理をご依頼いただきました。

では、さっそく修理前の端末をご覧ください↓↓

バックカメラを起動すると白く靄がかかっているような映りになります。

考えられる原因としては

★カメラレンズの割れ

iPhone6以降バックカメラが突起しているため落下などの衝撃でカメラレンズが割れてしまう事は多いです。

カメラレンズが割れて数日経つとバックカメラ自体に傷やゴミが付着し、このように白く靄がかかってしまったり黒いシミが点々と映るようになってしまいます。

ですが今回はバックカメラレンズの破損や傷などは確認できなかったのでレンズの割れが原因ではなさそうです。

☆カメラレンズの汚れ

カバンから取り出したり操作をするときに指がバックカメラに被さっていることがあると思います。

パッと写真を撮ろうとしたときに白くボヤけてしまうので綺麗に撮れなかったりシャッターチャンスを逃してしまいイライラしたことがあるという方も多いはず…

指紋が付いたくらいではここまで白くなることも少ないですが汚れが付着してしまうとこれくらい靄がかかってしまう事もあります。

ですが今回はクリーナーで綺麗に拭ってみてもこの映りなのでレンズの汚れが原因ではなさそうです。

iPhone6sには耐水性能こそありませんが【防塵機能】があるので内部に塵やゴミが入りにくい作りになっていますが、使用年数も長いので

防塵性能が低下している可能性もあり、内部に塵などが入り込んだことにより内側のレンズが汚れてしまっている可能性ありますが

何よりも白い靄がかかるだけではなく、少し揺らすとブレてしまったりスロー再生のような動きにもなるのでバックカメラの交換で修理を受け付けました。

中を開けてみるとこちらのiPhone6sは水没している事が判明しました。

白く靄けていたのは【蒸気】が原因で水没によりバックカメラが故障してしまいブレやスローのような動きになっていたんですね…

出来るだけ内部の水分を取り除き、カメラレンズも綺麗に拭きあげて新しいバックカメラに交換を行います。

全ての工程が完了し組み上げてバックカメラを起動してみると、このようにしっかり綺麗に映るように改善されました。

揺らしてみてもブレることもなく、動作が遅くスロー再生のようになることもなく、ピントもしっかり合います！

仕事柄カメラを特によく使うという事で修理後は大変喜んでいただけました！

少しでも水没してしまった端末は後々不具合を起こしてしまう可能性がありますので小まめにデータのバックアップを取るようお伝えをしお返しをしました。

皆さんももし、バックカメラの映りがおかしい、カメラレンズが割れてしまったなどの不具合が起きた場合は是非、スマホスピタルへご相談下さいませ！