Xperia 1 II 背面が浮いてきた？バッテリー膨張が原因かもしれません！

Xperia 1 II　バッテリー膨張により背面が浮いてきた

今回はXperia 1 IIの背面パネルが浮いてきたというご相談を頂きました。

Xperia 1 IIは2020年に発売されたXperia 1の後継機にあたる機種です。

電源ボタンと指紋センサーが一体化されていたり、

処理性能やグラフィック性能などが上がるなど様々な面で進化を遂げています。

今回持ち込み頂いた端末は約4年使用しているものだそうです。

本体右にある指紋センサーに触れようとしたところ

スマホケースがズレていて触ることができなかったらしく、

その時に初めて背面パネルが浮いていることに気付いたとのことでした。

【修理前の症状】

こちらが修理前の状態です。

真ん中のバッテリーがある付近が盛り上がっており、背面パネルが浮いていました。

このような症状が見られた際はバッテリーが膨張していることが多くあります。

【症状の危険性】

バッテリーの膨張は経年劣化などが原因で起こることがあります。

リチウムイオンバッテリーは外部からの衝撃などにより穴が開くと爆発する危険性があります。

膨張しているということは中にガスが膨らんできているということなので、

また、押し上げて圧力がかかることで背面パネルや画面を割ってしまったり、

回路に悪影響を及ぼし起動不可になるといった可能性もあります。

バッテリー膨張に気付いた際には早急に交換をしましょう。

【修理後の状態】

こちらが交換後の状態です。

バッテリー交換したことで背面の膨らみがなくなりました。

さらに新しいバッテリーになったため電池の持ちも改善されたことと思います。

こちらの修理は60分程度で完了しました。

【まとめ】

バッテリー膨張は他パーツの破損や起動不可の原因となることがあります。

さらには最悪の場合穴が空くなどして爆発する危険性もあります。

背面に違和感が出た際にはお気軽にご来店くださいませ。