電源が入らなくなったiPhone5sのバッテリー交換＆スリープボタン交換

今回は、電源が入らなくなってしまったiPhone5sの修理をご依頼ただきました！

iPhone 5s 電源が入らない症状

お持ち込みいただいた時点では

・スリープボタン（電源ボタン）が反応しない

・充電ケーブルを接続すると、空っぽの電池マークが表示される

という症状でした。

iPhoneは通常、スリープボタンが効かない状態であったとしても、

充電ケーブルを接続すれば、自動的に本体が起動するようになっています。

しかし、今回の5sでは何時間充電しても電池マークのままで起動できないということでした。

この場合、バッテリーの故障が考えられるため、

十分に充電されていれば起動ができるかどうかをチェックするため、

まずはバッテリーの交換を試させていただくことになりました。

起動できるようになれば、スリープボタンも修理してほしいとのご依頼です。

お預かりさせていただき、バッテリーの交換を行ったところ、

充電ケーブルを差すだけでiPhoneが起動できることが確認できました。

スリープボタンの反応はないままですが、バッテリー交換にて

修理ができることが分かったため、こちらも交換いたします。

スリープボタンの交換を行うには、メイン基板とバッテリーを外さなければなりません。

（今回はバッテリー交換も同時に行っておりますので、どちらにしても取り外す必要はあったのですが）

iPhone5sの中でも、構造の最下層にあるパーツと言えます。

ちなみに、この機種の場合は音量ボタン（ボリュームボタン）とマナースイッチも同一部品となります。

バッテリーとスリープボタンの交換が終わり、

iPhone5sは起動できるようになり、反応しなかったスリープボタンも押せるようになりました。

iPhoneが起動できなくなってしまう原因にはさまざまありますが、

数年使い続けておりバッテリーの交換を一度もしたことがない場合は

バッテリー劣化が原因の可能性が比較的高いです。

こういった症状でお困りの際も、ぜひご相談ください。