バッテリー交換希望の起動不良iPhoneSE初代、分解すると充電不良も発覚したので同時に修理

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さて本日はiPhoneSE初代のお問い合せ。

発売から実に9年、一度もバッテリー交換をせず遂に起動不能に。

思い出のデータを取り出したい意向でいらっしゃいました。

では早速解体していきます！まずは★型ビスを撤去しオープニングピックを差していきます。

この時代のiPhoneは液晶をガードするアルミプレートが貧弱で、ホームキーケーブルも独立したケーブルなので破損を招かぬよう慎重に差し込みます。

画面全体がヒンジから外れたら横にスライドしてずらし

この時点でホームキーケーブルのコネクタを外します。

本来ならバッテリーから絶縁したい所ですが、構造上それができないのでやむを得ません。

角度を変えて縦に開き、基板とバッテリーが露出したのでここで絶縁。

無事にフロントパネルを剥がせたので、お馴染みの仮付け点検を行います！初期不良/修理事故を撲滅！

無事に稼働しました！まだまだ使えそうですね！

と思いきや……バッテリーマークに注目、充電ケーブルを認識していません。

試しに充電ドックも仮付けしてみたところ、通電を確認しました。

充電口も修理が必要な様です。お客様に連絡を取り、こちらも同時修理のご希望いただきました！

仮付けを剥がし、バッテリーテープを除去します。

続いて充電ドックを換装します。

コネクタを外して、ラウドスピーカーなどのパーツを撤去した下に埋まっています。

基板以外はほぼ完全に分解した形になります。

あとは新しいパーツに換装しながら元通りに組み上げていきます。

ちゃんと充電も感知し、新しいバッテリーで稼働しました！

これにて修理完了、みなさまもデータを諦めて家で眠っているスマホ、お持ちでしたら是非ご相談ください！