iPodTouch第4世代のバッテリー交換も即日返却！何時間充電しても電源が入らない症状がデータそのまま改善！[町田駅徒歩3分]

iPodTouch第4世代のバッテリー新品交換修理依頼を頂きました。

町田ではiPodの修理を行っているお店はそう多くありませんが、スマホスピタル町田なら即日修理対応可能です。

今回はiPodTouch第4世代のバッテリー交換から組み上げまで写真付きで解説いたします！

iPodTouch第4世代のバッテリー交換

【使用する工具】

ヒートガン(設定温度250度)

クラフトナイフ(平刃)

プラスネジドライバー

はんだ小手(設定温度300度)

ヘラ

通常、修理前には電源を切ります。

ただ、今回ご依頼頂いたiPodTouch第4世代はそもそも電源が入らない状態だったので、このまま作業を開始します。

①画面を剥がす

iPodTouch第4世代は画面が本体フレームに強力に接着されています。

特にこの2か所が非常に強力に接着されていて、そう簡単に剥がすことが出来ません。

なのでまずは…

ヒートガンで温風を当てます。

15~20秒ほど温風を当てて、粘着を弱めます。

粘着が弱まったら…

クラフトナイフを挿します。

このようにして画面と本体の間に隙間が出来たら…

ヘラを挟みます。

温風で温め足りないと隙間を作る際に割れてしまうので注意が必要です。

クラフトナイフを抜き…

もう片側に温風を当てます。

粘着が弱まったら…

ヘラをスライドさせます。

このようにして画面の粘着を切ったら…

画面を持ち上げることが出来ます。

画面を持ち上げたら…

基板やバッテリーは銀板に覆われています。

画面のコネクタは…

本体上部にあります。

画面を120度くらいまで倒すと…

このようにコネクタが外れます。

そのまま画面を180度まで倒して作業を行います。

細いケーブルが繋がったまま作業を行うので断線しないよう注意が必要です。

②銀板を持ち上げる

次に、基板を覆っている銀板を持ち上げる作業です。

銀板は全部で8本のネジで固定されています。

ネジの形状はプラスです。

ドライバーを使って…

全てのネジを外します。

ちなみに…

ネジの長さは場所によって違います。

どの箇所にどのネジが留まっていたか忘れないよう注意が必要です。

ネジが取れたら…

このように銀板を持ち上げることが出来ます。

銀板を取り出したら基板やバッテリーがむき出しになりました。

③バッテリーを取り出す

はんだ小手を使ってバッテリーの接点を外します。

iPodTouch第4世代の場合、バッテリーの接点は3つあります。

はんだ小手を当てて…

接点を外す、という作業を行います。

はんだが溶けていないのにケーブルを持ち上げると、基板側の接点が剥がれてしまいます。

基板の接点が剥がれたらはんだ付けが出来なくなり電源が入らなくなってしまいます。

はんだ作業は慣れが必要な、難易度が高い作業です。

2か所目も同じように…

はんだ小手を当ててはんだを溶かし…

接点を外します。

最後の一か所も…

このように外すことでケーブルを持ち上げることが出来ます。

iPodTouch第4世代のバッテリーはフレームに強力に接着されています。

フレームとバッテリーの間にヘラを入れます。

粘着を剥がして持ち上げます。

粘着が取れたらバッテリーを取り出したいのですが…

バッテリーケーブルは基板と本体フレームの間を通っています。

ヘラを使って少し基板と本体フレームの隙間を大きくすることで…

スムーズにバッテリーを取り出すことが出来ます。

これで劣化したバッテリーを取り出しすことが出来ました！

④新品のバッテリーを接続する

新品のバッテリーを本体に接続します。

まずはバッテリーケーブルを基板と本体フレームの間に通します。

ケーブルが通ったら…

本体に新品のバッテリーをセットします。

バッテリーの位置が定まったら…

バッテリーの接点と基板の接点の位置を合わせます。

バッテリーのコネクタには穴が空いているので、位置を合わせるのは比較的簡単です。

位置が合ったら…

上からはんだ小手を当てて接合します。

3点ともしっかりと接続出来たら…

上部を絶縁テープで覆います。

⑤本体を組み上げる

バッテリーが接続出来たら…

上に銀板を被せます。

ネジ穴を見て銀板を正しい位置に合わせます。

位置が合ったら…

ネジ留めして本体フレームに固定します。

次に画面のコネクタを接続します。

画面のコネクタはこの赤丸部分です。

iPodTouch第4世代画面コネクタは非常に付けにくく、プロでも苦戦する箇所です。

ただ、当店の熟練スタッフの手にかかればこのようにあっという間に接続出来ます。

ここで一度起動確認を行います。

電源ボタンを長押しすると…

画面上にリンゴマークが出てしっかりと起動しました。

起動確認をしたら画面を本体フレームに固定します。

iPodTouch第4世代の場合、画面上に…

ツメが付いています。

このツメが本体フレームに引っ掛かって固定されています。

まずは画面上部をこのように引っ掛けて…

閉じます。

画面下部をしっかりと接着出来たら…

iPodTouch第4世代のバッテリー交換作業完了です！

所要時間は約30分程度といったところでしょうか。

しっかりと充電反応もあるので、これで今後も長期間快適にお使い頂けます！

スマホスピタル町田ではiPodの修理も非常に幅広く承っております。

ほとんどの症状が即日お返し出来ますので、iPodの故障でお困りの際はぜひ当店へご相談くださいませ！

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