Rボタンが反応しないNintendo SwitchのJoy-Conの基板とアナログスティックの移植

Nintendo SwitchのJoy-Conの基板とアナログスティックの移植

Contents

• 1 Nintendo SwitchのJoy-Conの基板とアナログスティックの移植
  • 1.1 【修理前の状態確認】
  • 1.2 【部品の交換手順】
  • 1.3 【修理後の状態】
  • 1.4 【iPhoneの修理はスマホスピタルまで】

今回お持ち込みいただいた端末はNintendo Switchです。
Appleから2017年発売されたゲーム機です。

【修理前の状態確認】

右側のJoy-Conのアナログスティックのラバーが外れてしまったとのことで修理にいらっしゃいました。
まずは修理前に端末の状態を確認しましょう。

ドラゴンクエストⅨの限定モデルです。
ラバーが外れていますが、スティックは正常に動作しております。
修理前に全体の動作確認をしていると、Rボタンが反応しない現象を確認いたしました。
修理するにはアナログスティックとは別に、Joy-Conの基板も交換しないといけません。
お客様に確認したところ、他のJoy-Conの基板を移殖してほしいとのことで、
新しいJoy-Conを買ってこられました。

状態を確認できたので早速分解していきましょう。

【部品の交換手順】

まずは裏側のネジを外しますが、アナログスティックが邪魔で安定しないので、
ガムテープのロールの上に置いて安定させてからネジを外します。
隙間にスパチュラを差し込んでスライドさせれば開きます。

中身が見えたら、まずはバッテリーを外します。
横からスパチュラを差し込み、持ち上げてあげれば簡単に外れます。
コネクタは慎重にケーブルを真上に引っ張れば外れます。

バッテリーを外したら、バッテリーが入っていたフレームを外します。
Rボタン付近ケーブルがあり、そのまま持ち上げるとケーブルが切れてしまうので、
フレームを左側に回転させてコネクタを外してから、フレームを取り外します。

内部の基板が見えました。Rボタンを確認したところ、
基板からRボタンのスイッチが外れておりました。
これが原因でRボタンが効かなくなっていたようです。
アナログスティックと、基板に繋がっている全てのケーブルを取り外します。

あとは基板を持ち上げれば外れますが、左下のケーブル２本が隙間が狭く非常に外しにくいので、
基板を持ち上げながら引っ張って外します。

(画像)

基板を取り外せました。
もう１台のJoy-Conも分解したら、アナログスティックと基板を入れ替えて、元の状態に戻して修理完了です。

【修理後の状態】

修理後、Rボタンもアナログスティックも正常に動作することを確認いたしました。

【iPhoneの修理はスマホスピタルまで】

今回のJoy-Conの基板移殖に掛かった時間はJoy-Con２台分の分解で80分ほどでした。
Nintendo Switchの修理は、故障内容にもよりますが、即日返却できることが多いので、
是非ご気軽にご来店ください。
パーツの在庫や受付時間によっては即日が難しい場合がございます。
当店ではご予約の方が優先になるため電話予約、WEB予約していただきご来店頂く事をおすすめ致します。
なにか分からない事があればスマホスピタル京橋店にご連絡ください。