iPhone SE(第2世代)の画面交換

iPhone SE(第2世代)の画面交換

今回お持ち込みいただいた端末はiPhone SE(第2世代)です。
Appleから2020年に発売されたスマートフォンです。
iPhoneの中でも特に持ち込まれる件数が多い機種です。

【修理前の状態確認】

今回は充電口にケーブルを差しても反応しにくくなったとのことで修理にいらっしゃいました。
まずは修理前に端末の状態を確認しましょう。

純正の充電ケーブルでは真っすぐ差し込めば正常に充電しますが、
ケーブルを左右に捻れば接続が途切れました。
お客様のお手持ちの充電ケーブルでは、強く捻らないと正常に充電できませんでした
状態を確認できたので、早速分解していきましょう。

【部品の交換手順】

この端末は画面から分解していきます。
充電口横のネジを外してヒートマットで背面を温め、画面の粘着剤を剝がれやすくします。
画面下からスパチュラを差し込み、画面の粘着剤を剥がしていきます。

画面の粘着剤を全て剥がすことができたので、画面を固定して画面のケーブルを外します。

画面を取り外せました。
ここでドックコネクターの仮付けを行い、正常に充電できるか確認します。
元々差さっているドックコネクターが邪魔で仮付けがやりにくいので、
一旦バッテリーを取り外して、バッテリーの下に元々のドックコネクターを仕舞います。

ドックコネクターの仮付けができました。
左右に充電ケーブルを捻ってみましたが、接続が切れることなく正常に充電できています。
正常に充電できることが確認できたので、ドックコネクターを交換していきます。
スピーカー、バイブレーター、本体基板を外します。

ドックコネクター全体が見える状態になったら、再度背面をヒートマットで温め、
ドックコネクターの粘着剤を剥がれやすくしてから、エタノールを付着させたスパチュラで少しずつ剥がしていきます。

ドックコネクターを外せました。あとは元の状態に戻して修理完了です。

【修理後の状態】

仮付けで確認しておりますが、再度動作確認して正常に充電できることを確認しました。

【iPhoneの修理はスマホスピタルまで】

今回のドックコネクターの交換に掛かった時間は70分ほどでした。
ドックコネクターの修理は、端末の中身のほとんどを一度外さないといけないので非常に時間が掛かります。
iPhoneの部品はほとんどの部品を基本的に常備しておりますので、是非ご気軽にご来店ください。
パーツの在庫や受付時間によっては即日が難しい場合がございます。
当店ではご予約の方が優先になるため電話予約、WEB予約していただきご来店頂く事をおすすめ致します。
なにか分からない事があればスマホスピタル京橋店にご連絡ください。