iPod classicのバッテリー交換

iPod classicのバッテリー交換

今回お持ち込みいただいた端末はiPod classicです。
Appleから2007年発売されたオーディオプレイヤーです。
古い端末なので、Apple公式の修理対応も2014年に終了しております。

【修理前の状態確認】

バッテリーの減りが非常に速いとのことで修理にいらっしゃいました。
まずは修理前に端末の状態を確認しましょう。

iPhoneと違ってバッテリー最大容量などが確認できないので、
動作確認ができたたら早速分解していきましょう。

【部品の交換手順】

この端末は横から分解していきます。

スマートフォンと違って粘着剤は無く、ツメで固定されています。
フレームが金属製のため、硬すぎてスパチュラでは太すぎ、ピックでは柔らかすぎて隙間を空けられません。
なので、今回はデザインナイフを隙間に突き刺します。
隙間のすぐ横に液晶があるので、ナイフの先端が隙間に刺さったら、
背面に向かってナイフを押し込みます。この作業で背面がボコボコになる可能性が非常に高いです。
一応、お客様にはご了承をいただいておりますが、なるべく傷付けないように作業していきます。
上と左右のツメを外せたら画面が外れます。

画面が外れたら、ケーブルが千切れないように気を付けて裏返し、
ケーブルのラッチを持ち上げて外します。

これでバッテリーが見えました。かなり膨張していますね。
バッテリーの裏側にケーブルがあるので、
傷付けないようにエタノールを付けたピックでゆっくりとバッテリーを剥がしていきます。

バッテリーを取り外せたら元の状態に戻して修理完了です。

【修理後の状態】

【iPodの修理はスマホスピタルまで】

今回のバッテリーの交換に掛かった時間は70分ほどでした。
フレームが硬すぎて画面を外すのに1時間近く掛かりました。
今回のようなオーディオプレイヤーも、部品さえあれば修理可能です。
是非ご気軽にご来店ください。
パーツの在庫や受付時間によっては即日が難しい場合がございます。
当店ではご予約の方が優先になるため電話予約、WEB予約していただきご来店頂く事をおすすめ致します。
なにか分からない事があればスマホスピタル京橋店にご連絡ください。