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バッテリー交換修理

スマホスピタル京橋

【2025/09/07更新】iPhone 14のバッテリー交換

iPhone 14のバッテリー交換

今回お持ち込みいただいた端末はiPhone 14です。
Appleから2022年発売されたスマートフォンです。

バッテリーが劣化・膨張する原因3選

スマホやノートPCを長く使っていると、「バッテリーの持ちが悪くなった」「裏蓋が少し膨らんできた」と感じることがあります。

これは主にバッテリーの劣化や膨張が原因です。放置すると故障や発火のリスクもあるため、仕組みを理解しておくことが大切です。

ここでは、劣化や膨張を招く主な原因を3つにまとめます。

 

1. 高温環境での使用や充電

バッテリーは熱に非常に弱く、特にリチウムイオン電池は高温になると内部の化学反応が進み、ガスが発生しやすくなります。直射日光の当たる車内や、布団の中で充電すると膨張リスクが急上昇します。夏場は特に注意が必要です。

2. 過充電・過放電の繰り返し

充電しっぱなしや、0%まで使い切る習慣はバッテリーに大きな負担を与えます。本来、バッテリーは20〜80%を保つと劣化が抑えられると言われています。100%充電や完全放電を繰り返すと、寿命が短くなり、膨張にもつながります。

3. 長期間の使用による化学的劣化

バッテリーは消耗品であり、使えば必ず劣化します。内部の電解質が劣化すると、充電容量が減少し、やがてガスが発生して膨張するケースもあります。これは自然な現象であり、2〜3年以上使い続けていれば誰にでも起こり得ます。

 

バッテリーの膨張は放置すると本体の故障や発火につながる危険があります。

違和感を覚えたら早めに交換を検討することが大切です。

 

【修理前の状態確認】

購入してまだ1年と少ししか経っていないそうですが、
バッテリーの減りが非常に速いとのことで修理にいらっしゃいました。
まずは修理前に端末の状態を確認しましょう。

バッテリー最大容量を確認したところ85%でした。
メーカーの交換基準の80%以下は下回っておりませんでしたが、
動作確認をしていて、バッテリー残量が7分で2%も減っているので、
明らかに減る速度が速いですね。状態を確認できたので早速分解していきましょう。

 

【部品の交換手順】

この端末はバッテリー交換する場合は背面から分解していきます。
iPhone 13までは全て画面から分解していましたが、iPhone 14画面と背面の両方外せるようになっています。
今まではバッテリー交換の際は、画面を外す度に割れなように細心の注意を払って開けていましたが、
背面から分解できるとスムーズに開けられます。

ヒートマットで背面を温めて背面の粘着を弱め、
オープナーを使って開けていきます。隙間に無水エタノールを含ませるとより簡単に開きます。

右側中央付近に無線充電用のコイルのケーブルがあるので、そこだけはスパチュラやピックを深く差し込みすぎて、ケーブルを切らないように注意が必要です。

背面の粘着剤を外せました。

バッテリーケーブルを外してから、充電コイルのケーブルを外します。

画面を取り外しました。
あとはヒートマットで画面を液晶が壊れない程度に温め、バッテリーの粘着剤を弱めてからバッテリーを外します。右側は基盤があるので、左側からヘラを差し込んでバッテリーを外します。
バッテリーを取り外せたら元の状態に戻して修理完了です。

 

【修理後の状態】

修理後にバッテリーの持ちを確認しましたが、10分以上経ってもバッテリー残量は1%も減りませんでした。
改善しております。

【iPhoneの修理はスマホスピタルまで】

今回のバッテリーの交換に掛かった時間は30分ほどでした。
iPhoneは大半の部品をご用意しておりますので、是非ご気軽にご来店ください。
パーツの在庫や受付時間によっては即日が難しい場合がございます。
当店ではご予約の方が優先になるため電話予約、WEB予約していただきご来店頂く事をおすすめ致します。
なにか分からない事があればスマホスピタル京橋店にご連絡ください。

スマホスピタル京橋店
住所
〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町2丁目4-15 植嶋ビル202号室
営業時間
10時00分~19時00分(14:00~15:00休診) 毎週水曜・木曜定休日
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