落としてアナログスティックが折れてしまった。Nintendo Switch Lite

今回お持ち込みいただいた端末はNintendo Switch Liteです。
右側のアナログスティックが折れてしまったとのことで修理にいらっしゃいました。

【修理前】
まずは修理前に端末の状態を確認しましょう。

右側のアナログスティックが折れています。
中を覗いたところ、アナログスティックが根元からズレてしまっています。
もし、内部のネジ受けが破損してズレていた場合、
フレーム自体を交換しないと修理できません。
フレームは当店で取り扱いがない部品のため、修理すると取り寄せての修理となるため、即日返却ができなくなります。
ネジ受けがどうなっているかは分解しないと分からないので、早速分解していきましょう。

【修理中】
Nintendo Switch Liteは背面から分解していきます。
背面と上下のネジを外し、背面カバーを外します。

背面カバーを外せたら、内部の銀色のシールドを外します。
ネジの長さが違うので、間違えないようにネジの配置を覚えておきましょう。

内部が見えるようになりました。
左側のアナログスティックの交換は、サブ基板とLボタンを外すだけで終わりますが、
今回は右側のアナログスティックなので、メイン基板を外さないといけないため少し工程が多いです。
まずはバッテリーのケーブルを外しましょう。
バッテリーケーブルの上のケーブルが邪魔なので先に外し、
それからバッテリーケーブルを外します。
続いてヒートシンク、ソフトトレーとイヤホンジャック、Rボタンを取り外し、メイン基板からWi-Fiアンテナを外します。

これであとはネジを外せばメイン基板が取り外せます。

メイン基板を取り外しました。左側のアナログスティックの裏側が見えました。
どうやらアナログスティックのネジ受けが破損していただけで、
フレーム部分のネジ受けは破損していないようです。
これならアナログスティックを交換するだけで直ります。

【修理後】

アナログスティックを交換し、動作確認して問題なく動作することを確認いたしました。
今回のLRボタンケーブルの交換に掛かった時間は40分ほどでした。
フレームが破損していた場合は即日返却はできませんが、今回のようにアナログスティックの交換なら即日返却できますので、
ご気軽にご来店ください。
パーツの在庫や受付時間によっては即日が難しい場合がございます。
当店ではご予約の方が優先になるため電話予約、WEB予約していただきご来店頂く事をおすすめ致します。
なにか分からない事があればスマホスピタル京橋店にご連絡ください。