iPhoneの画面ガラスのヒビ…強く押して液晶を壊してしまったiPhoneXRの修理です！

iPhoneの画面ガラスが割れてしまった…でも、使えている。というのは
珍しい事でも変わった事でもありません。
修理したり買い換えるほうが良いのは確かですが、
使えているのに…というお気持ちや、
あと少しで新機種に買い換えるので…という状況も分かります。

ですが、iPhoneに限らずスマホの画面パーツが破損していると、
その下の液晶画面や有機ELディスプレイも破損しやすくなります。

特に、ガラスにヒビが入ったりかけてしまっている部分を
強く押してしまったり、ノイズや液晶漏れを気にして押さえつけたりしたと同時に
液晶が壊れ、画面に何も表示されなくなったり、
全面にカラフルな縦線が出たりノイズといった症状が出ることがあります。

こちらのiPhoneXRも…

画面ガラスにヒビが入り、そのヒビをなぞる様に
液晶漏れの黒いシミが出ています。

元々は落として画面ガラスにヒビが入ったものの、
何が映っているのかも分かり、タッチ操作も効いていたので
そのまま使われていたそうです。

しかし、ある時、少しだけ出た液晶漏れが気になって、
押し出せるのではないかと、画面を指でグッと押さえつけた瞬間に
ヒビの周りに液晶漏れが発生したそうです。

液晶漏れは、その名の通り液晶が漏れ出してきている状態なのですが、
故障というよりは破損という方が正確です。
今回はヒビに沿うように出ましたが、墨汁をこぼした様に出る事もあります。
丸形に出ることもあり、その場合は画面に穴が空いたと勘違いする方もいます。

ガラスの上から触ると、液体というのが分かるので
指で押さえつけて端まで移動させれば・・・考えてしまいますが、
黒くなった範囲を広げてしまうだけになることが殆どです。

こちらも、修理内容は
「iPhoneXRの画面交換修理」
となって、お預かりして30分ほどで完了しました。

受け取りに戻られた際にお客様も動作や表示を確認し、
早めに来ておいて良かった！と喜んで下さいました。

お使いのiPhoneやスマホ、iPad等のタブレットPCが
故障や破損を起こした際、扱い方でその範囲を広げるケースとしては

• 画面ガラスの破損部分に力が入りディスプレイも故障
• バッテリーが膨張し、画面が湾曲したり、その隙間から水が入って水没
• 外カメラが故障し、内カメラへ切り替えできなくなる
• 起動できない状態のバッテリーを充電し続けてスマホ本体が故障

といったものがあります。

厳密には故障ではありませんが、
・表示や操作ができない状態で触ってパスコードロックが最終状態に
というケースもあります。

本来はどこか一つのパーツを交換するだけで元通り使えたはずのスマホが、
扱い方が悪かったせいで故障箇所が広がったり、
スマホ本体自体が故障するケースは少なくありません。

最も多いのは、バッテリーが膨らんで内部から画面に圧がかかり画面が破損するというケースです。
この場合の殆どは膨張が始まったタイミングでバッテリーを交換すれば回避できます。
スマホ全体を覆うようなカバーやケースですと気づくのが遅れるので、
たまにで結構ですので、掃除がてら外して外観を確認しておきましょう！