【リンゴループ】って知っていますか？特殊なiPhone修理もお任せ！

今回の速報は「iPhone12Proの修理」についてご紹介！
iPhone修理もいろいろありますが、今回は少しだけ特殊な修理になります。

iPhoneのリンゴループ

まずはお預かりした、iPhone12Proの症状を見ていきます。
起動時のリンゴマークが出たり消えたりを繰り返しています。

お客様に経緯を伺うと先日、水に濡れてしまったとの事でした。
そして今朝からiPhoneの電源が入ってないことに気付き、リンゴマークから進まなくなってしまったようです。
この症状は「リンゴループ」と呼びます。

どうしても端末の中の大事なデータが欲しいという事でご来店いただきました。

リンゴループになる例

このリンゴループになる原因は様々あります。

容量圧迫

恐らく多くの方のリンゴループの原因が容量圧迫です。
アップデートに必要な容量が足りず、データが破損してループしてしまうのです。
こうなってしまうと基本的に初期化での復旧が必要になってしまいます。

パーツの故障

続いて意外な原因として、パーツの故障。
噂によるとiPhoneは起動時に各パーツの動作テストのようなものを行っています。
その時にパーツの故障や異常があると、その動作を繰り返してしまいループするとの事。

本体基板やシステムの故障

この可能性もありますね。
もちろん、本体基板にある大小さまざまなチップなどの故障。
アップデートの失敗やエラーなどによるシステムの破損などです。
システムの故障であれば初期化やパソコンからのアップデートで改善することも。
こちらは頻度は少ないですが致命的な故障の一つになります。

今回のリンゴループの原因を調査していきます。
どのような状態でも、まずは本体の分解調査から行っていきます。

iPhone12Pro修理の様子

それでは本体を分解して調査していきます。

画面を開ける

iPhone修理では画面から展開していきます。
画面はかなり強力な粘着テープで固定されています。
薄いスパチュラを差し込み、ゆっくりと粘着を切り剥がしていきましょう。

内側にはパネルを固定するツメやケーブルが通っています。
粘着を剝がしていくときは、特に注意していきましょう！

iPhone12Proの中の状態

画面を開くとこんな感じですが…おや？？

各部分に水濡れの跡や錆がありますね。
水分の付着や腐食によって、パーツが壊れてしまっているのかもしれませんね。

今回は基板自体に水の付着や腐食は見られなかった為、各部分の清掃を行いつつ作業します。

バッテリーの接続をなくす

次はショート防止の為、バッテリーの接続を解除します。

これでバッテリーの接続をなくすことができました。
電源を切っていても電気は流れているので、必ずバッテリーの接続をなくしてから分解します。

各種センサーの取り外し

起動に必要なロジックボード、バッテリー、画面で最低限の起動を行ってみます。
問題なく起動しました！これで外したパーツのどれかが悪くなってると分かりました！！
外したパーツを見てみると、FaceID部分に水分がかかったような跡がありました。

精密機器なので、水が掛かってしまうと動作が不安定になる場合があります。
今回はこちらが原因の可能性がありますので交換してみましょう。

iPhone修理の結果

リンゴループを抜け、ホーム画面へ！

データには一切触れていないので、もちろんデータはそのままでのお返しになります。
今回はイヤースピーカーケーブルを交換してしまったので、FaceIDが使えなくなってます。
しかし、交換端末を用意していただき「データはそのままだから無事にデータが移せた！」と喜ばれていました！

スマホスピタル熊本下通店で安心修理！

いかがでしたでしょうか！？
スマホスピタル熊本下通店では比較的に新しいiPhone修理もデータはそのままでできちゃいます！
さらに基本的に最短即日修理ですぐにお返しができます！
故障しても諦めずに一度、お気軽にご相談下さい♬

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