ルイ・ヴィトンのスマートウォッチ修理もできる！？【バッテリー交換】

スマートウォッチ修理

今回は、かなり珍しい機種のバッテリー交換をご紹介！

スマホスピタル熊本下通店では今まで、AppleWatch等のスマートウォッチの修理も行ってきました。
今回の修理は、Louis Vuittonから発売されているスマートウォッチ『タンブールホライゾンv1』のバッテリー交換！

最近のスマホは高いと言われていますが、タンブールホライゾンの本体価格にはさすがにスタッフも目が飛び出ました。
さすが世界のLouis Vuittonですね…(◎_◎;)

しかし、せっかく気に入って購入しても使えないと意味がありませんね。
しっかりとスマートウォッチ修理をしていきましょう！

まずは状態確認

• 外部に破損個所は無いか
• 充電の反応などはあるか

等を初めに確認していきます。

本体には特に目立った破損はありません。

しかし、充電器に挿してみても充電中の表記は出ましたが、
バッテリーが溜まる様子はありません。
恐らくバッテリーの劣化でしょう。

よくよく調べてみると、発売日は2017年との事。
内蔵されているバッテリーは、およそ寿命が2年前後と言われているので納得です。
バッテリー交換すれば、また快適に使えるようにできます！

分解開始！

それでは、タンブールホライゾンのバッテリー交換を行っていきましょう。

分解は背面パネルから行います。
丸で囲っているマイナスネジをそれぞれ外していきます。

ちなみにこのネジ、ものすごく小さいんです！
iPhoneやAndroidでは通常使われないサイズのネジでした。
実は店舗にあるマイナスドライバーを適した大きさに削って丁寧に取り外しています(笑)

内部の分解

背面パネルが取り外せました！

すぐ下にあったのは緩衝材のような柔らかい素材でできたシート。
粘着で貼り付いていたので、丁寧に剥がしていきます。

シートを剥がすと、本体基板が出てきます。
この中にあるのがメイン基板です。

メイン基板の取り出し

次にメイン基板を取り出していきましょう。

まずは、周辺のパーツから伸びているコネクターを全て外します。
ちなみに、バッテリーのコネクターは下3つの真ん中です！
もちろん初めに取り外します。

さて、メイン基板を取り外す際いくつか注意する点があります。

1. まずは液晶のケーブルです。
   写真で見ると一番下側(基板の裏)からケーブルが伸びています。
2. 次に側面にあるクラウンのケーブル。
   感圧式のボタンになっていますが、しっかりケーブルで基板についています。
   このケーブルを誤って傷つけてしまうと、時計なのにクラウンが回しても反応しないという事態に陥ってしまいます。
   基板を取り出す際に若干の引っかかりがある部分なので、丁寧にゆっくりと取り出しましょう。

これで本体基板まで取り外しができました！

バッテリー交換

さて、それではバッテリー交換に移っていきましょう。
まずは基板についているネジを外します。

その後、プラスチックのツメがかかっているので丁寧に外してパカッと取り外すと、
バッテリー部分が取り出せます。

後は、粘着で貼り付いているバッテリーを外せば…

はい！これでバッテリーの取り外しが完了しました。

逆手順で組み上げていくだけ！

分解した手順に逆らってネジを止めたりパーツを付けていきましょう。
ちなみに、新品のバッテリーはケーブルがピンと張っているので、フレームに入れ込むときには注意です！

というわけで、タンブールホライゾンのバッテリー交換が完了！

まとめ

『高いやつだから丁寧に』と言うと少し語弊がありますが…
修理はもちろん、使った事も見たこともないスマートウォッチ。
緊張してしまうのは仕方ありません！

もちろん、本体価格に関わらず丁寧に作業してます。
ただ、修理事例のない端末、分解情報の出回っていない端末は『修理できます』と即答できないのも事実。

分解するリスクを十分ご説明し、それでもご依頼頂けたら後は長年の経験が頼りです。
今回は難しい作業もなく、またバッテリーも入手可能だったのが幸いでした。

公式LINEメッセージからご相談

iPhone修理、スマホ修理、タブレット修理、スマートウォッチ修理をご検討の方はお気軽にご相談下さい！

修理料金表を確認

ホームページから修理料金のご確認ができます！