【最大容量83%】iPhoneSE(第2世代)のバッテリー交換して「充電がすぐなくなる」をスパッと解決！

【最大容量が85%以下】
バッテリー交換した方が良い？

今回は「充電の減りが早くなった」ということで、
ご来店いただいたiPhoneSE(第2世代)をご紹介します。

iPhoneにはバッテリーの劣化具合を確認できる『最大容量』という項目があります。

1. 設定
2. バッテリー
3. バッテリーの状態
4. 最大容量(%)

の順に画面をタップすることで確認できます。

バッテリー最大容量とは名前の通り、最大で充電できる容量を示したものです。
購入時は数値が100%ですが、繰り返し充電して使っているうちに劣化していき、
最大容量の数値は減っていきます。

今回のiPhoneSE(第2世代)も最大容量を実際に見てみると…

数値が83%となっていました。

バッテリー交換時期

最大容量が80%~85%になった場合は、バッテリーが劣化していると言われています。
そのため、充電の減りの早さもこの劣化が原因だと推測できます。

ちなみにスマホの電池寿命は約2年と言われていますが、最大容量が85%を下回るのも大体この時期です。
以上から最大容量が80~85%になったときは、バッテリー交換時期としてはちょうどよいタイミングと思われます。
使用年数が2、3年超えている方はぜひ一度、最大容量もチェックしてみましょう！

バッテリー交換修理 工程

それでは、iPhone修理をやっていきます！

「こんな感じでバッテリー交換するんだな」

とイメージしやすいよう、総務省登録修理業者のスマホスピタル熊本下通店が
写真付きで流れをご紹介します！

画面を展開

内蔵されたバッテリーを取り出すには、まず画面を外します！
iPhoneSE(第2世代)に限らず、iPhone修理では共通の作業です。

画面下部にあるネジと本体との間に貼ってあるテープを切れば画面展開できます。
テープを切るときはピックを使っていきますが、差し込みすぎるとパーツのケーブルを断線させてしまうことも。
構造を理解した上で慎重にやっていきますよー！

そして画面を固定するものを取ったら展開します。

本体の右側に基板があるので、画面も左から右へ本を開くように持ち上げます。
このとき、画面と本体の開き幅が90°を超えないように指で支えながら作業を行います。

というのも、画面ケーブルがまだ基板とつながったままだからです！

画面と基盤をつなぐケーブルを外す

なので今度は銀色プレート（オレンジ部分）を取って、ケーブルを外す作業に入ります。

バッテリー（黄色）と画面（オレンジ）のコネクタを基盤から取って、

同じように今度はインカメラのケーブルを取ってしまいます。
これで画面は外れます！

バッテリーの取り外し・交換

今度は本体から古いバッテリーを取り外す作業に入ります。

シールで固定されていますが、これがめちゃくちゃ固い！
もちろん、バッテリーを無理に持ち上げても取れません。
バッテリーが変形するだけです(-_-;)
そのため、このシールを剥がしていきます。

シールは全部で4箇所ついています。
それぞれ写真のようにシールの一部が表に出てきているので、これをピンセットで掴んで巻き取っていきます。

しかし、先ほど伝えたように強力な粘着力で固定されているので、まずはこのシールを温めます。
ドライヤーで背面パネルから熱を当てて「ほどよくあったまったかな？」と思ったら、シールを取り除きます。

掴みやすいようにシールを少し剥がしたら、ピンセットを使ってクルクルと巻き取っていきます。

4箇所全部シールを取ったらこのようにバッテリーが簡単に取れました！

最後に新しいバッテリーにシールを付けて交換します。
あとは画面を付けて組み上げたらバッテリー交換は完成です！

ちなみに・・・

上の写真のバッテリーがあった場所に黒い半円があるのがわかりますか？

これはQi（チー）と呼ばれるパーツです。
もともとは円形をしているので、基盤の下までパーツが及んでいることがわかります。

Qi（チー）とは、いわゆる置くだけ充電のこと。
iPhone8以降の機種は本体背面がガラスになり、置くだけ充電の利用が可能になりました。

このQiのパーツにとても細い電熱線がコイルのように巻かれており、
ＩＨコンロと同じような仕組みで充電ができるんです。

スマートフォンはサイズが小さいわりに様々な機能を含んでいるため、
1つのパーツに様々な機能が複合していることも多いです。

• インカメラのパーツに近接センサーが含まれている
• ドックコネクター（充電口）の中にスピーカーが含まれている

などなど。

今回ご説明したQiのパーツにはNFCと呼ばれるパーツも含まれています。
NFCはキャッシュレス決済やSuica、Pasmoなど交通系ICを利用・決済するときに使う、
非接触型の通信が可能になる機能です。

パーツにもいろんな名前や機能があるので、こういった豆知識も知っておくといつか使える日が来るかもしれません♪

修理後のiPhoneSE(第2世代)がコチラ！

「あれ？iPhone修理前と同じようにiPhoneSE(第2世代)の最大容量見ようと思ったら「-」になっている？」
重要なメッセージには「バッテリーがApple純正品なのが確認できません。」と書かれています。

実はiPhoneXR/XS以降の機種からはバッテリー交換すると最大容量が表記されなくなります。
なのでこのiPhoneSE(第2世代)も例外なく、このようになっています。

しかし、このようなメッセージが出るだけでバッテリー自体に何か問題があるというわけではないのでご安心ください♪

iPhone修理後、データはそのままか？操作は大丈夫か？お客様ご自身で確認していただきました。
もちろん、大事なデータはそのまま！さらにたった30分、即日修理でバッテリー交換できました！

iPhone修理おまかせください！

総務省登録修理業者のスマホスピタル熊本下通店では交換修理をしたパーツに3ヶ月の保証をお付けしています。
修理後もしっかりサポートさせていただきます！

iPhone修理は基本的に即日修理・データはそのままでできちゃいます。
特に冬の時期だとバッテリーのパフォーマンスが落ちるので、充電の減りがより早くなっていきますが
そんなときでも予約なしですぐにバッテリー交換ができます。

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