データが取り出せない！水没したiPhone7を承りました！

電源がつかなくなったiPhone7。原因は水没！？

修理前の状態

iPhone7 / 修理前

一見何の問題もなさそうですが実はお風呂場で水没し、電源が全くつかない状態です。
水没直後は普通に使えていたそうですが、
3～4時間経って様子を見ると、ボタンを押しても何も反応がない！と気づいたそうです。

最近キャリアの変更と一緒に機種変更もしようかな…と思っていた矢先の出来事で、
データのバックアップができておらず、どうにか復旧させたい！ということで
スマホスピタル熊本下通店にお持ち込み頂きました。

このように、一度水没してしまったスマホは状態が急変してしまうことがあります。

しかし水没して電源がつかなくなっても修理で改善することがあります。
データがまだ残っている…とお困りの方は諦めずにiPhone修理店へお持ち込みください！

水没復旧修理の流れ

金属部分は水に濡れると腐食していきます。
腐食した部分は電気が流れなくなり、また時間が経つにつれて悪化していきます。
そのため水没復旧では基板やパーツについた腐食を綺麗に洗浄し、自然乾燥させていきます。

また、状態によってはパーツが水没したことで完全に故障していることもあります。
そのパーツの確認のためにも修理は以下の流れで行います。

1. 初めに分解し、基板を取り出す
2. 次にパーツ・基板の洗浄を行う
3. そして基板を自然乾燥させる
4. 最後に組み上げて電源がつくか調査・パーツの仮付け等行う

ほぼ全分解の大掛かりな作業＋自然乾燥があるので、修理時間は最短でも6時間！
放置すると腐食がどんどん進んでいくので、
水没して場合は早めにiPhone修理店へお持ち込みください。

それではさっそく修理工程を写真付きでご紹介します！

まずは画面の取り外しから！

画面を固定している星ネジ・粘着テープを取り、画面を左から右に開きます。
（ケーブル断線しないように！）

iPhone7 / 画面展開

そしてケーブルを抑えているカバーをとり、
バッテリー、画面、インカメラのコネクタを基板から取ります。
これで画面を本体から完全に外すことができました。

iPhone7 / 画面取り外し

ここで本体の状態を確認してみると、ラウドスピーカーやバイブレータ、充電口付近に
結構水滴が残っているのがわかります。

iPhone7は耐水性能が付いていますが、お風呂や湿気、海水などで水没することがあります。
水は精密機器にとっては天敵なので、防水がついているからといって水回りでの使用はなるべく控えましょう！

ここも放置するとどんどん腐食が進んでいくので、水をふき取ってきれいに洗浄します。

iPhone7 / 水没

次に基板の取り出し・洗浄・乾燥！

基板は人間でいう”脳”に当たる部分で、データやスマホを動かす重要な部分です。
コネクタやネジをすべて取り、慎重に外します。

iPhone7 / 基板取り出し

あとは専用の液体で洗浄し、腐食している部分があれば丁寧に取り除きます。
そして自然乾燥で水気をとり、乾いたら組み上げます。

電源がつくか確認！

組み上げてスリープボタンを押して電源つくか確認すると…

iPhone7 / 修理後

無事つきましたー！！
動作もすべて問題なく、お客様によるとデータはそのまま残っている！
とのことだったのでこの状態で返却しました。
大切なデータも取り出せそうなので本当に良かったです！

とはいっても一度水没してしまったスマホは、
綺麗に洗浄したとしても腐食が完全にとまったわけではありません。
水没復旧修理はあくまでも延命措置！
だから油断せず、iPhone修理後は大切なデータをすぐに抜き取っておきましょう。

スマホの「困った」は総務省登録修理業者のスマホスピタル熊本下通店へ！

「電源がつかない」「画面割れした」「データが取り出せない」

などなど、お困りごとがありましたらスマホスピタル熊本下通店へご相談ください。
総務省登録修理業者にも認定されているので、パーツ・修理技術など安心してお任せください。

iPhone修理は即日修理が多い！

• 画面交換
• バッテリー交換
• インカメラ交換
• 充電口（ドックコネクタ）交換

などパーツ交換では即日修理でお返しできるものがほとんどです。
しかもデータはそのままなので修理前の面倒なバックアップも不要！
（もちろん大切なデータは取っておくに越したことはありません！）

ぜひ気軽にiPhone修理をご依頼くださいませ！

スマホスピタル熊本下通店の紹介