iPhone6sの水没復旧修理を行いました！

iPhone 6s

スマートフォンが水没！データの取り出しができないときはどうする！？

iPhone13など最近のスマートフォンには防水性能が付いていることが結構多くなってきましたね！

「防水機能ついているからお風呂に持ち込んでも大丈夫！」
と思ってついつい水場でスマホを使う方も増えてきています。

でも、油断は禁物！
耐水・防水性能がついているものでもガッツリ水に濡れたり、
海水にさらされると水没することがあります。
スマートフォンは精密機器なので、水没してしまうと最悪電源がつかなくなることも…。

今回はiPhone6sの水没復旧修理をご紹介します

ご来店いただいたのは雨の日。
水がしみ込んだポケットにiPhone6sを入れていたり、雨水もかかってしまったのもあって水没してしまったようです。

iPhone6s / 修理前

気付いた時には電源ボタンを押しても画面に何も映らない状態。
でもこのままだと何も操作ができないので、スリープボタンとホームボタンの長押しで強制終了したそうです。

今回は「写真や連絡先などのデータが必要」ということで
iPhone修理店のスマホスピタル熊本下通店にお持ち込み頂きました！

水没して電源がつかなかったり、画面が映らない状態でも
水没復旧修理で改善できることがあります。
データを諦める前にぜひ修理店へ一度ご相談下さい！！

～水没復旧修理の流れ～

データの取り出しのためには、

電源が付いて、
画面操作ができる！

この2点が最低でも必要です。
この状態にもっていくために次のような流れでiPhone修理を進めていきます！

まず分解して基板（スマホを動かすのに必要な重要な部分！）を取り出す
次に取り出した基板を洗浄し、腐食や不純物を丁寧に洗い流す
そして基板を自然乾燥させる（最短でも4時間ほど）
最後に組み上げていき、交換が必要なパーツを調査する

ほぼ全分解なので、水没復旧修理の作業時間は最短でも6時間は必要です。
大事なデータを取り戻せるように、丁寧に作業していきます！

基板の取り出しまで

ここからは写真付きで実際の修理様子をご紹介します。

まずは基板を取り出すために、分解して画面や必要なケーブル・ネジを取っていきます。

iPhone6s / 画面展開

これが画面を外した時の状態です。

充電口付近にあるバイブレーターやラウドスピーカーに水滴が付いています。
iPhone6sは確かに防水性能はありませんが、
画面割れがあったので少し雨に濡れただけで内部にこんなに水滴が…！
ガラス割れがあると水没するリスクが格段と上がるのもこれでわかりますね…。

iPhone6s / 水没

これはアウトカメラ付近をアップした写真です。
よくみると、赤い長方形の形をしたものがありますよね。

実はiPhoneには水に濡れると白色から赤色に変色するシールがついています。
ここをみれば水没しているかどうか一目瞭然です！

水に濡れた範囲を確認したら、いよいよ基板を取り外します。

iPhone6s / 基板取り出し

基板の洗浄・乾燥

取り出した基板を専用の液体で洗浄し、水没したときに入ってきた不純物などを丁寧に洗い流します。
その後、基板を自然乾燥させ、完全に乾くまで待ちます…！

組み上げ・調査

乾いたのを確認したら、基板を本体に戻して組み上げます。
次に一度電源ボタンを押してこの状態で起動するか確認します。

今回の場合は水没復旧だけでは起動しなかったので、今度はパーツの仮付けをします。
水没したときに影響が出るのは基板だけでなく、画面やバッテリーなどパーツもやられることがあります。
こういうときは新しいパーツをつけて起動するか試みます。

iPhone6s / パーツ調査

そしてパーツの調査を進めた結果、画面交換すれば電源が付くと判明！
お客様にすぐに料金確認をし、了承を得られたので画面交換をして修理完了となりました。

水没してもデータはそのまま！iPhone修理で無事改善☆

今回は夕方に修理依頼をいただいたので、1日お預かりして翌日お昼ごろの返却となりましたが、
無事にデータはそのままでお客様にお返しすることができました♪
「水没してもなおるんですね…！」とお喜びいただけました！！

総務省登録修理業者のスマホスピタル熊本下通店へ！

水没復旧修理はなんといってもスピードが命！
水没してからすぐに持ってきていただいた方が復旧率は高くなります。
「電源つかない…。でもデータは欲しい。」
こんなときはiPhone修理のスマホスピタル熊本下通店に気軽にお持ち込みください。
（ご来店時間によっては水没復旧も即日修理でお返しできます！！）

もちろん水没復旧以外にも