iPhone6sが充電できない・・・。ドックコネクタ以外に原因があるかもしれません。

iPhone 6s

2/9(水)は、充電ケーブルの反応が悪く、充電ががしづらいというiPhone6sのドックコネクタの交換修理についてです。

iPhone6sはワイヤレス充電もできないのでライトニングケーブルを繋いで充電出来なくなると死活問題なので、
充電が出来なくなる前に修理にお持ち頂けたようです。

さて、充電が出来ないといってもその原因はいくつか考えられます。

①充電ケーブルの断線
iPhoneに限らず他の機器でもそうですが、他のケーブルで充電すると問題なく充電出来る場合がございます。
その場合は、充電ケーブルが断線していると考えられるので、充電ケーブルを買い替えましょう。

②充電器の故障
充電器と充電ケーブルが分離しているタイプの場合などは充電ケーブルではなく、充電器の方が故障していることも考えられます。
こちらも確認は容易かと思いますので、修理のご依頼の前に確認して頂ければと思います。

③バッテリーの劣化
バッテリーが劣化することにより、充電が出来なくなってしまうことも考えられます。
特に充電ケーブルを繋ぐと勝手に電源が入るタイプの端末の場合、起動するための電力が足りないのに電源を入れようとするため、どれだけ充電していても電源が入らないなんてことにもなったりします。

④充電口の接触不良
充電口にほこりなどのゴミが詰まっていて、充電ケーブルが奥まで差さっていない場合や端子部分が汚れていることにより、接触不良を起こしている場合などです。
綺麗に掃除してやると症状が改善するかもしれません。

⑤充電口の部品の故障
充電口の部品自体に問題があれば、勿論充電出来ませんね。
Androidなどの充電口であれば、中の端子が折れてしまっていることなどもあります。
抜き差しの多いところですが、重要な部分でもありますので、優しく取り扱って頂ければと思います。

⑥基盤の故障
落としてしまった衝撃や水没、充電中の何らかの異常により過電流が生じてしまったことなどにより、基盤そのものに異常をきたしてしまった場合です。
症状から考えられる部品を全て交換しても改善しない場合は、こちらを疑うことになります。
残念ながら当店内では基板修理を行えないため、基板修理部署に郵送しての対応となります。

さて、今回はどうだったのかというと…
まず、充電ケーブルや充電器についてですが、店頭でも確認させて頂きましたがこちらが原因ではなさそうです。
また、充電の反応が悪い以外、特に問題なくご使用出来ているとのことですので、バッテリーの問題でもないでしょう。
ということで、ドックコネクタを交換して様子を見てみることとします。

iPhone6sのドックコネクタは、スピーカーやバイブレーターを外さないと交換することが出来ません。