iPhone7のバッテリー交換でしたが…一度水没したことのある端末の修理にはご注意を！

2/7(月)は、iPhone7のバッテリー交換についてです。

今回はバッテリーの最大容量がが78％ほどにまで低下していたので、バッテリーの交換をして頂きました。

偶に最大容量が90％台でもバッテリーの消耗が気になるようになってきたという方もいらっしゃいます。

ただ、90％台もある場合だと交換してもバッテリーの消耗が変わったように感じられる程の差は出ないと思われます。

バックグラウンドで働いているアプリやiOSのバージョンアップによるものなどでも購入当初と比べるとどうしてもバッテリーの消耗が激しく感じられるようになったりもしますので、まずはバックグラウンドで働いているアプリの見直しをされた方が良いかと思われます。

さて、今回はバッテリーの最大容量的には何の問題もありませんでしたが、中を開けてみるとバッテリーや画面側に水没跡が！

バッテリー交換時に画面を取り外したのですが、そのコネクタにもサビがらしきものが…

組み立て直して起動するとやはり画面の表示がおかしくなってしまいました。

基板上のコネクタの方にも問題があるかもと戦々恐々でしたが、交換用の画面を仮付けすると問題なく表示します。

恐らくこのサビのせいで接触が上手くいかないのかと思われます。

バッテリーだけ交換するつもりだったと思われますが、こうなると液晶画面を交換しないことには使い勝手が悪すぎます。

お客様にご説明して、画面の方も交換させて頂きました。

一度水没した端末の場合、内部のサビが部品に悪影響を与えたり、バッテリーの取外しの際に水滴の跡に微弱な電流が流れてしまい故障してしまうということも考えられます。

水没後も普通に使用出来ていると忘れてしまいがちですが、こういった交換修理時に問題が生じる可能性もあります。

一度水没した端末をご使用する際には、随時バックアップを取って頂くようにして頂ければと思います。

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