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ドックコネクター交換修理(充電部分)

スマホスピタルアル・プラザ小松

充電が出来なくなってしまったiPad pro 12.9インチ(第3世代)の修理について

本日は、充電が出来なくなってしまったiPad pro 12.9インチ(第3世代)の修理についてです。
充電が出来ない場合、基本的には次のようなことが考えられます。
①充電器や充電ケーブルの故障
②充電口部品の故障
➂バッテリーの劣化

①に関しては、別の充電器を使ってみたり、同じ充電器で他のスマホなどが充電出来るかどうかなどで確認が可能です。
②については、特定の機種に限りますが、ワイヤレス充電が可能かどうかで判断可能。
➂については、起動可能でバッテリーの最大容量の確認が可能なiPhoneなどであれば、ある程度の推察が出来ます。
バッテリーの最大容量の確認が出来ない機種については、充電器を挿した際に充電マークや充電ランプがつくかどうかなども判断基準となりますね。
原因の絞り込みが出来れば、より具体的な修理費用のお見積りが可能となりますので、修理か買い替えでお悩みの際には試してみると良いかもしれませんね。

今回はというと、充電器を挿しても本体側へと全く電流が流れていない状態でした。
バッテリーの劣化の場合だと、充電が出来るほどではなくとも多少とも電流値の確認が出来るでしょうから充電口部品の故障の可能性が高そうですね。

では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは画面縁部分を加熱マットなどで熱してやった後に、画面を固定している粘着テープを切り離していくところから始まります。
iPad proは他のiPadと比べて画面が大きい分、ある程度画面がたわんでくれやすいですが、作業工程で画面を割ってしまわないように加熱マットなどで十分な加熱をしてからの作業が良いです。
なお、ガラスフィルムが貼ってあるものについては、そのままでも作業は可能ですが、画面などと比べると分厚く曲がりづらいガラスが貼られているので、割れてしまう恐れがありますので、その旨ご注意頂けましたらと思います。
画面縁の加熱が済んだら、画面と筐体フレームとの間にピックなどを挿しこんで粘着テープを切り離すことになるのですが、ここが最大の難関!
奥まで挿しこみ過ぎると画面部品を故障させてしまう恐れがあります。
特に画面上部には近接センサーや明るさ調整のセンサー部品があったりするので、要注意箇所となりますね。
画面を固定する粘着テープが剥がせたら、画面部品の取り外しとなりますが、画面上部にはFace IDのセンサーケーブルが、画面下部には画面部品のケーブルが繋がっており、そのまま取り外そうとすると断線必須!

狭い隙間からFace IDのケーブルコネクタを隠している金具とそれを固定しているネジを取り外してから本を開くように画面を開いていきましょう。

狭い隙間からFace IDのケーブルコネクタを隠している金具とそれを固定しているネジを取り外してから本を開くように画面を開いていきましょう。

ここまでくれば、後はバッテリーの接続を解除してから、充電口部品の取り外しです。
確認してみると、充電口端子部分が両面とも傷ついている状態でした。


これではまともに充電出来ないのも納得です。
新しい部品へと交換して確認してみると、充電が出来るようになりましたので、後は元通りに組み立て直して、修理完了となります。

充電口部分は、抜き差しが多いこともあり、比較的よく壊れやすい箇所の一つです。
特に小さなお子様が扱う場合は、違う充電器具を挿しこもうとしたりして、壊れてしまうということも…。
違う充電器具を近くに置かないようにしたり、何の充電器なのかが一目で分かるようにしたりと親御さんの方でも注意して頂けましたらと思います。

◆スマホスピタルアル・プラザ小松の修理価格一覧

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