画面割れにより、縦線が入り全体的に緑っぽく表示されるようになってしまったiPhoneXの修理について

本日は、画面割れにより表示がおかしくなってしまったiPhoneXの修理についてです。

全体的に緑っぽくなってしまい、画面の表示から数秒ほどすると段々縦線が入るようになってしまっておりました。

ただし、タッチは効きますし、他の一連の動作にも特に問題は見られません。

典型的な画面部品の破損のパターンですね。

こういった場合だと、基本的には画面部品の交換で修理が可能です。

基板の方が駄目になっていて、画面部品を交換しても症状が改善しないという可能性もない訳ではありませんが、その場合でも一部作業工賃を頂けば基板修理をせずに修理キャンセルということも可能ですので、ひとまずは画面交換をされてみることをおススメ致します。

ということで、画面交換へと移ってまいりましょう。

まずは本体下部の特殊ネジを取り外して、画面を固定している粘着テープを切り離していきます。

iPhoneXくらいの機種であれば、加熱マットやヒートガンで画面を温めずとも作業が可能だったりしますが、個体差によっては非常に強力に固着しているものもございます。

無理をすると最悪正常な部品の故障を招いたりしかねないので、難しそうであれば、加熱マットやヒートガンで画面の縁を温めてから作業しましょう。

なお、DIY修理をされる際はドライヤーを代用するという方法もございます。

…熱量が足りないので、少々時間と手間はかかりますけどね。

画面を固定している粘着テープが切り離せたら、バッテリーの接続を解除してから画面部品を取り外します。

後は画面部品に付属しているスピーカーケーブルを新しい画面部品へと移植して、組み立て直し、動作確認となります。

…無事画面が表示するようになり、タッチやその他一連の動作にも問題が見られませんでしたので、これにて修理完了です。

iPhoneの画面割れの場合、画面が点灯しなくなってしまった場合であっても、振動や着信などの確認が出来る場合はほぼほぼ画面交換だけで修理が可能です。

ただし、画面が映らないけれどタッチが効いている場合には、画面ロックを10回連続で間違った状態になってしまい、初期化しないとどうしようもない状態になってしまっているパターンもございます。

画面が映っていない際には、出来るだけ画面に触れないようにして、早めの修理ご依頼をして頂ければと思います。

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