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ドックコネクター交換修理(充電部分)

スマホスピタルアル・プラザ小松

充電が出来なくなってしまったiPad PRO12.9インチ(第4世代)の修理。画面が大きいこともあり、ガラスフィルムなどがついている場合は割れてしまうことが多いです…。

本日は、充電が出来なくなってしまったiPad Pro 12.9インチ(4世代)のドックコネクターの交換修理についてです。

充電に問題がある場合、充電ケーブルやバッテリーに問題がある可能性も否めないのですが、今回はiPad用のキーボードを経由してならば充電は可能とのこと。

そうなると断然、ドックコネクターが怪しくなってきます。

勿論、基板側に何かしらの問題がある可能性もない訳ではございませんが、ひとまずはドックコネクター部品を交換して、様子を確認してみたいところですね。

 

では、実際の修理工程へと移りましょう。

まずは画面を固定している粘着テープの切り離しからです。

iPad Proは、他のiPadと比較するとかなり画面が大きいです。

加えて、今回の機種はホームボタンも付いていないので、画面の縁が小さく、画面のひび割れや画面の表示不良を起こしてしまう可能性もございますので、この画面の取り外し作業が一番の難関といえます。

特に画面上側などは画面側にーブル部品が付属しており、ピックなどを差し込める幅がかなり狭いです。

突っ込み過ぎるとケーブルの断線などの恐れもあるので、加熱マットなども駆使して慎重に時間をかけて作業を行います。

画面を粘着テープから切り離せた時点で、電源を入れて画面の表示やタッチなどの動作を確認しておきます。

問題なく動作しておりますね。

次はフロントカメラケーブルの取り外しです。

今回の端末は、画面上側の方でフロントカメラケーブルに、下側の方で画面のケーブルが繋がっており、フロントカメラのケーブルを外すまでは画面をロクに開けないような構造になっております。

ケーブルの長さ的に開くことが出来るのは下の画像くらいです。

無理に開くといずれかのケーブルの断線にも繋がるので、フロントカメラのケーブルを取り外すまでは要注意ですね。

フロントカメラのケーブルが外れたら、後は電源を切って、バッテリーの接続を解除、ドックコネクター部品を交換してやるだけとなります。

iPadは、通常ですと基盤にはんだで直付けするタイプのドックコネクター部品の交換となるのですが、今回はコネクタを抜き差しするだけのタイプ。

基盤を取り外す必要もなければ、画面すら外す必要もありませんので作業時間はかなり短縮出来ます。

まぁ、作業のしやすさなどを考えて、今回は画面を取り外して作業致しますけどね。

交換後、充電ケーブルを挿して、充電反応とバッテリー容量が溜まっていくのが確認出来ましたので、元通りに組み立て直して、最終確認。

とここでトラブルが発生!

今回のiPadは、USB TYPE-Cと呼ばれる通常、Android端末などを充電するタイプの両面で充電が可能なコネクタで充電をするのですが、片面しか反応しません。

ドックコネクタ部品が破損した際に基板側に何かしらの問題が生じた可能性もございますね。

初期不良も疑われるので、もう一度同じ部品を手配して再修理してみても良いのですが、片面でも充電が出来れば十分とのことでしたので、今回はひとまずここらで修理完了となります。

 

iPhoneなどのスマホもそうなのですが、iPadなどのタブレットはスマホなどに比べるとかなり画面が大きいこともあり、ガラスフィルムなどが貼ってある場合、作業の途上において割れてしまう恐れも

ございます。

基本的にはフィルムなどは貼ったままでの作業が可能ですが、割れてしまったフィルムなどに関しては保証などはございませんので、その旨あらかじめご承知おき頂けましたらと思います。

 

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