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バッテリー交換修理

スマホスピタルアル・プラザ小松

iPad Pro11インチ(第2世代)のバッテリー交換。画面が大きく、画面やフロントカメラのケーブルが短めのため、交換作業は難しめです。

本日は、iPad Pro11インチ(2世代)のバッテリー交換についてです。

しばらく使用していなかったものを他の人に譲渡するので、その前にバッテリーを交換しておきたいとのことでご依頼頂けました。

iPadのバッテリーは流石に店頭在庫がございませんでしたが、23日ほどでお取り寄せ。

交換作業をさせて頂きました。

 

iPadは、iPhoneなどに比べると画面が大きいので、その取り外しが非常に大変です。

12.9インチと比べれば、まだ小さめのサイズとはいえ、11インチでも結構大き目です。

画面を割らないように画面を固定している粘着テープを加熱マットで熱してやり、慎重に少しずつ切り離していきます。

この際にピックなどを奥にまで差し込みすぎると割れがなくとも画面が破損してしまう恐れがあります。

また、画面の下側縁にかなり近いところにケーブルが通っています。

こちらを間違って断線しないようにも注意が必要ですね。

画面を固定する粘着テープが剥がせたら、バッテリーの接続解除といきたいところですが、ケーブルの長さの問題で先に上の方に配置されているフロントカメラのケーブルを外します。

フロントカメラのケーブルもそこまで長さに余裕はないので、断線等しないように少しだけ画面を開いた状態での作業となります。

フロントカメラのケーブルが外せたら、バッテリーの接続を解除して、画面の取り外しです。

バッテリーは、基盤とバッテリーの端子を挟みこむようにして接続されているので、基板を少しだけ持ち上げた状態で基盤とバッテリーの間にプラスチック製のピックなどの非伝導体を挟んでの作業となります。

また、画面のケーブルも結構短め…。

フロントカメラのケーブルを取り外した分、多少余裕はありますが、引っ張りすぎないように注意が必要ですね。

画面が外せたら、基板の取り外しです。

この端末のバッテリーは基板の下側に端子が位置しております。

加えてバッテリーが2つ左右に位置しているので、基板を取り外さないとバッテリーの交換が出来ない構造になっております。

基板にはかなりの数のケーブルが繋がっているので、非常に手間ですね。

上手い事基板が取り外せたら、バッテリーを交換して、元通りに組み立て、動作確認となります。

無事電源が入り、バッテリーの充電も問題なく溜まるようです。

これにて作業完了となります。

 

スマホやタブレット、ゲーム機に使用されているリチウム電池は、使用しない状態で電源を切っていても、少しずつ自然放電してしまいます。

また、バッテリーが空の状態が長く続くと、過放電といってバッテリーの劣化が進みやすくなりますし、過放電の状態になると再度充電が出来るようになるまで結構の時間が必要になってしまいます。

長期間使用しないのであれば、電池を外した状態で保管しておくと自然放電も抑えられるのですが、携帯ゲーム機くらいでないとそこまでするのは難しいところ…。

使用しないのに充電はこまめにするというのは非常に面倒だとは思いますが、月1回くらいは充電しておくのが吉。

中々使用することのない知識かとは思いますが、頭の片隅にでも置いて貰えればと思います。

 

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