iPad Air(第2世代)のリンゴループ。iTunesに繋いで、リカバリーモードで更新をしてみましょう。

本日は、リンゴループに陥ってしまったiPad Air2の復旧作業についてです。

wifiが繋がらなくなって、再起動をかけたらリンゴループに陥っていたとのこと。

もしかするとiOSの更新中にwifiが切れてしまって、更新作業に失敗してしまったのかもしれませんね。

こういった場合、iTunesに繋いで更新や復元を行うことになります。

ただし、リンゴループの状態でそのままiTunesに繋いでも、iPadを認識してくれないことが大多数…。

その場合でも、強制的に更新作業を行えるようにするリカバリーモードと呼ばれる状態から復旧作業が行える場合があります。

機種によって、リカバリーモードの入り方は様々ですが、iPad Air2の場合、iTunesに繋いだ状態で電源ボタンとホームボタンを長押ししていると次のような画面になります。

こうなれば、iTunesでiPadを認識してくれるようになってくれますので、アップデートファイルをダウンロードして、更新から順番に試して行きましょう。

ちなみに、復元を選択してしまうと工場出荷状態へと初期化されてしまいます。

内部のデータのバックアップなどがなく、かつ内部のデータを消したくない場合は復元は選ばないようにしましょう。

今回はアップデートファイルが4.7GBほどございました。

バージョンなどによっても異なるので一概には言えませんが7，8GBほどある時もございますので、当店のような通信環境がホームルーターな店舗ではリンゴループの復元にはかなりの時間が必要となります。

今回はダウンロードに30分くらいでしたかね。

後は、ダウンロードしたファイルをiPadで更新するだけなのですが、アップデート準備中の画面でフリーズ…。

ある程度時間を置いてみましたが残念ながら進展が見られず。

今回は事前に復元(初期化)をしても構わないとの許可も得ておりましたので、復元も試してみることに。

こちらはある程度進んでくれたので、上手く行ったかと思ったのですが、エラー4010が発生。

ちなみに、この4010のエラー番号は、Appleのエラー番号一覧表では全くの取り扱いがない完全に不明なエラーでした。

ある程度調べてみると、メモリやストレージが破損しているとこのエラーが出ることがある模様。

そうなると修理続行しようにも、基板修理になることは確実ですので、修理費用的に買換えを視野に入れられるくらいの金額に…。

残念ながら今回は復旧作業断念となりました。

リンゴループの復旧の場合、途中まで更新が上手く行っても今回のようにエラーを吐き出すことが多々あります。

こういった場合、更新を試してみるPCを変えてみたり、ライトニングケーブルを変えてみたりして何度か試行しているうちに上手く更新が出来るといったこともあったりします。

ちなみにライトニングケーブルは純正のものが良いですね。

ネットなどでは数十回試してみたら上手く復旧できたなんて話もあったりしますので、環境などを変えながら何度か試して見るのも良いかもしれませんね。

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