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バッテリー交換修理

スマホスピタルアル・プラザ小松

バッテリーの膨張により、画面が浮き上がってきてしまったiPhone8の修理について

 

本日は、バッテリーパックが膨張して、画面が浮き上がってくるようにまでなってしまったiPhone8のバッテリー交換についてです。

バッテリーはその劣化によって、化学反応によりバッテリーパック内部に可燃性のガスを発生させてしまうことがございます。

使用状況や環境にも左右されますが、車の中に置きっぱなしにしてしまったり、充電しながらiPhoneを使用されていたりすると特に起きやすいですかね。

基本的には、バッテリーパックは密閉されているので、発火や爆発の恐れは少ないのですが、衝撃や熱によって破裂や発火などが起きてもおかしくはありません。

また、今回のように画面が持ち上がるレベルまで膨張している場合は、画面が破損してしまう恐れや隙間から浸水して水没してしまうといった恐れもございます。

画面が浮き上がるレベルまでのバッテリーが膨張しているようであれば、早めに修理交換や買換えをご検討して頂きたいところですね。

 

では、実際の修理工程へと移りましょう。

まずは、本体下部の特殊ネジを取り外して、画面を固定している粘着テープを切り離します。

今回はバッテリーの膨張により、画面を固定している粘着テープの接着がかなり弱まっていたので、この作業自体は楽々出来ますね。

次は、バッテリーの接続を解除して、画面を取り外します。

取り外さずとも作業は可能かもですが、取り外した方が作業はしやすいです。

特に今回のようにバッテリーが膨張しているような場合は、バッテリーの取り外しを慎重に行う必要があるので、作業のしやすさを確保して置いた方が良いでしょうね。

次がバッテリーの取り外しです。

取り外し方としては、バッテリーを固定している粘着テープ…

バッテリーシール部分を裏側から加熱したり、粘着テープ剥がしを用いてヘラなどで力技で取り外す方法もございますが、今回はバッテリーがかなり膨張しておりますので、バッテリーシールを利用して取り外したいところ。

バッテリーシールが途中で切れてしまうと作業効率が落ちてしまうので、バッテリー下部にあるバイブレーター部品などを取り外して作業します。

バッテリーが交換出来たら、後は元通りに組み立て直して、動作確認です。

問題なく動作していますね。

一通りの機能に問題は見られませんでしたので、これにて修理完了です。

 

バッテリーでの火災は、気がつかない間に起こり得るのが怖いところ。

また、化学反応による発火となるので、少量の水をかけて消火しようとすると反応が強まる恐れもございます。

本体ごと大量の水の中に沈めるか消火砂を使った消火、密閉容器に入れての消火が必要になるなどの消火に関する知識もないと2次被害が発生する恐れも…。

スマホの発火時には、可燃物のない場所に置いて反応が収まるのを待つだけでも被害は最小限に抑えられるかと思いますので、頭の片隅にでも留めて置いて貰えればと思います。

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