iPhone 6sのバッテリー交換。交換修理時に内部のデータは無くならない？

12/26(日)は小松市内のお客様にiPhone 6S のバッテリー交換にてご来店して頂けました。

バッテリーの消耗が気になっていたので、お買い物ついでにご依頼して頂けたようです。

バッテリー交換などの修理の際にたまにこう聞かれます。

修理の時に中のデータって消えたりしないの？

修理の内容や状況にもよるので、断言は出来ませんが基本的にデータが無くなることはありません。

ただ、過去に水没のある端末については要注意です。

過去の水没により、基板上にうっすらと残った水滴の跡などの電気の流れやすい状態が出来ている可能性があります。

その場合、バッテリーのコネクタの取り外し時に流れてはいけないところに電流が流れ、基盤や他の部品を駄目にしてしまうことも考えられます。

過去に水没していたけど問題なく起動出来ていたの方などは、修理に出す時にもすっかり忘れてしまいそうですが、電源がつき操作が出来るようであれば、事前にバックアップを取るようにしたいところです。

さて、今回のお客様においては、特に水没歴などもないため、通常通りのバッテリー交換作業となります。

電源を切った状態で画面を開けていき、バッテリーのコネクタと液晶画面のコネクタを外し、バッテリーを取り外して、新品のバッテリーと交換。

後は元通りに戻して、動作確認です。

電源がつき、最大容量も100％になっているので、無事修理完了です。

携帯キャリアやメーカーでの修理ではなく、ちまたの修理店に修理に来る方は中のデータをそのままで修理して欲しいことが一番の要因だと思われます。

ただ、どのような修理であれ、データが保存されている基盤部分を触っていくことにはなりますので、絶対にデータを残せるとは断言出来ません。

また、修理とは関係なく、日常の生活上でスマホを地面に落としてしまったり、水没させてしまったりして、大事なデータがなくなってしまう危険性も全くの0ではありません。

本当に大切なデータは普段からバックアップをしておくようにして頂ければと思います。

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