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バッテリー交換修理

スマホスピタルアル・プラザ小松

バッテリーの膨張は発火に爆発、他の部品の破損の可能性が!?

本日は、バッテリーが膨張して、画面がかなり盛り上がってきてしまっているiPhone7のバッテリー交換についてです。

バッテリーが膨張して、画面がちょっと盛り上がってきたというiPhoneはそこそこ修理のご依頼があるのですが、今回の端末は、画面を接着している粘着テープがほとんど剥がれてしまっているような状態で、画面を留めている画面下の特殊ネジを外すとすぐに画面が外れてしまうような状態でした。

この状態にありながら、画面が正常に表示して、タッチにも問題はございませんでしたが、流石にこのままの状態で使用するのは画面もバッテリーも危険!

バッテリーの交換をご依頼して頂けることになりました。

では、実際の修理工程へと移りましょう。

今回は、特殊ネジを外せばほぼほぼ画面が外れかかっておりましたので、画面を外す手間が省けましたね。

画面を開いてみると、バッテリーパックが限界ギリギリまで膨張!

これ以上膨らむ余地のないところまで膨張してしまったバッテリーは中々お目見えしないですね。

ともあれ、バッテリーのコネクタを外して、バッテリーシールを引っ張って、バッテリーを取り外していきます。

バッテリーシールが途中で千切れなければ、膨張していても交換作業自体には心配は少ないのですが、残念ながらバッテリーシールが途中で千切れてしまいました…

こういった時はバッテリーと本体との間にピンセットを入れて千切れたバッテリーシールの端を掴んで再度引っ張るようにするのですが、バッテリーパックがかなり膨らんでいるので、破ってしまわないように慎重に作業します。

何とか無事にバッテリーを取り外せました。

後は、新しいバッテリーに交換して動作確認です。

無事起動して、湾曲していた画面の表示にもタッチにも特に問題は見られません。

これにて修理完了です。

バッテリーの膨張は、劣化や過放電、過充電などによりバッテリー内部の電解液が気化してしまうことにより生じるものです。

この気化した気体は、可燃性の高いガスであるため、バッテリーパックから漏れ出ないように密閉されており、それにより膨張が起きる訳です。

基本的には、バッテリーパックから漏れ出ることはありませんので、発火などの危険性もある程度は抑えられているのですが、落下の衝撃や割れたガラス片が内部に入ってしまったりなどが原因で発火・爆発してしまう可能性はゼロではありません。

また、今回の端末のようにバッテリーの膨張により画面などの他の部品にまで悪影響を与えてしまうことも考えられます。

スマホカバーなどに入れているとバッテリーの膨張には中々気が付き難いとは思いますが、見ただけでバッテリーが膨張していることに気付くレベルまで行っているのであれば、早め早めの端末の買換えやバッテリーの交換をおススメ致します。

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