iPhone7の充電不良。急に充電が出来なくなる前に修理した方が良いかも？

本日は、iPhone7のバッテリー＆ドックコネクターの交換についてです。

バッテリーは、単に劣化しているだけなので、交換するだけなのですが、最大容量が70％近くまで落ち込んでおりました。

iPhone7でこの最大容量だと、かなり使い勝手が悪かったのではないかと思われます。

ドックコネクターは、充電が出来ない訳ではないですが、少しケーブル部分を触っていると充電反応が無くなっていたりしておりました。

接触不良といった感じですが、このまま使用していて急に充電が出来なくなっても困りますし、合わせて修理ご依頼頂けたといった感じでしょうかね。

と前置きはさておき、実際の修理へと移ります。

ドックコネクターのケーブルは、一部基板の下側に潜り込んでいるため、基板を持ち上げられるくらいまでは分解する必要があります。

バッテリーは交換のため、どちらにせよ取り外してしまいますし、作業がしやすいように最初にバッテリーを取り外して、新しいバッテリーは最後に取り付けるのが良いでしょうね。

バッテリー取り外しのため、まずバッテリーの下にあるバイブレーターを取り外します。

このバイブレーターの下にもドックコネクターのケーブルがあるので、作業の相性が良い修理になりますね。

バッテリーを取り外せば、あとはスピーカーを外して、simトレイを外して、基板を持ち上げられるようにネジを外していきます。

取り外すネジが大分多くなり、またネジの長さや種類が異なっていたりもするので、どのネジが何処のネジなのかを忘れないように注意して作業します。

基板を持ち上げられるようになったら、後はドックコネクターのケーブルを取り外して、交換するだけです。

基板に繋がるコネクタの位置を調整して取り付ける必要があるので、完全に基板を固定する前にケーブルがきちんとコネクタに嵌るかどうかを確認してから再組立てを行います。

組立後は動作確認です。

…問題なく充電反応が見られますし、充電ケーブルを弄っても充電反応が途切れることもございませんので、これにて修理完了です。

充電不良は、ドックコネクターだけでなく、充電ケーブルの断線や充電器の故障、バッテリーの劣化が原因の場合もございます。

バッテリーが原因の場合はご自身ではテスト出来ませんが、充電ケーブルや充電器については修理ご依頼前にも確認可能かと思います。

勿論、こちらで修理する前に充電ケーブルや充電器の問題でないかを確認致しますが、充電不良に関してはまずはケーブルや充電器を疑ってみて頂ければと思います。

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