【コラム】iPhoneのパスコードを忘れた！対処方法を解説します。

iPhoneで指紋認証や顔認証ができるようになって、パスコードの入力機会は減りました。ただ、再起動したり生体認証に失敗したりするとパスコードの入力を求められます。今回はiPhoneのパスコードを忘れた場合の対処について解説します。

トピックス

・パスコードの入力が必要になる場面

・パスコードの入力ミスで起きること

・パスコードを忘れた時の対処方法

・バックアップが大切

・まとめ

・パスコードの入力が必要になる場面

パスコードと共に指紋認証や顔認証を設定しておけば、パスコードを入力しなくても指紋や顔でロックが解除できます。ただし次の場面では必ずパスコードの入力が必要になります。

iPhoneの電源を入れた/iPhoneを再起動したとき。
iPhoneが48時間以上ロック解除されていないとき。
iPhoneのロック解除に過去6日半パスコードが使われておらず、過去4時間の間にFace IDまたはTouch IDでiPhoneのロックを解除していないとき。
iPhoneでリモートのロックコマンドを受信したとき。
Face IDまたはTouch IDでのiPhoneのロック解除に5回失敗した後。
緊急SOSを作動させたあと。
メディカルIDを表示しようとした後。

・パスコードの入力ミスで起きること

パスコードを6回続けて間違えると、「iPhoneは使用できません」というメッセージが表示されます。

画像引用元：Apple公式HP

・パスコードを忘れた時の対処方法

どうしてもパスコードを思い出せない場合は、iPhoneを消去して再設定する必要があります。

事前にバックアップをとってあれば、iPhoneを消去した後で復元できます。

バックアップしていなかった場合は、新しいデバイスとして設定後、iCloudにデータを保管してあれば復元できます。

＜パスコードを忘れたiPhoneを初期化する方法＞

パソコンとiPhoneとパソコンを接続するコードを用意します。

※Windowsパソコンの場合は、Windows10以降であることとiTunesがインストールされている必要があります。

iPhoneの電源を切ります。

iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X 以降 (iPhone SE (第 2 および第 3 世代) を含む)：サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。

画像引用元：Apple公式HP

iPhoneをリカバリモードにする。

iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X 以降 (iPhone SE (第 2 および第 3 世代) を含む) では、サイドボタンを使います。

画像引用元：Apple公式HP

・サイドボタンを長押しします。

・サイドボタンを長押ししたまま、iPhoneをパソコンに接続します。この時ボタンは押したままにしてください。

・iPhoneにリカバリモードの画面が表示されるまでボタンを押し続け、表示されたら指を離します。

画像引用元：Apple公式HP

※パスコードの入力を求められる画面が表示された場合は、iPhoneの電源を切ってやり直す必要があります。

・iPhoneを復元します。

・iPhoneが接続されているパソコンでiPhoneを選択します。（MacならFinder、WindowsならiTunesから選択できます。）

・「復元」か「アップデート」の選択肢が表示されたら、「復元」を選択します。コンピュータが iPhone のソフトウェアをダウンロードし、復元プロセスを開始します。15 分過ぎてもダウンロードが終わらず、途中でリカバリモードの画面が閉じてしまった場合は、ダウンロードが終わるのを待ってから、iPhone の電源を切り、もう一度やり直してください。