【コラム】iOSのアップデートについて

iPhoneのOS（iOS）は定期的に最新バージョンがリリースされます。不具合の解消や新機能の追加が目的ですが、アップデートでiPhoneの動作がおかしくなったという不具合が報告されることもあります。

特定のアプリが使えなくなった。アプリの着信音が鳴らなくなった。いつも使っているアプリが起動しない。といった症状が過去にも報告されています。今回はiOSのアップデートで不具合が出た場合の対象方法を解説します。

トピックス

・iOSのアップデートとは？

・アップデートで不具合が出た時に試したいこと。

・まとめ

・iOSのアップデートとは？

セキュリティの問題が発覚したり、OSの不具合が発見されたりした際に問題を修正した最新バージョンが公開されます。また、定期的に新機能が追加された大型のバージョンアップもされることがあり、現在の最新バージョンは17.0.3になっています。（2023年10月24日現在）

iOSの最新バージョンをiPhoneにインストールすることをiOSのアップデートと言います。

・アップデートで不具合が出た時に試したいこと。

iOSを最新バージョンにアップデートしたのに、iPhoneの動作が不安定になる。電池がすぐになくなる。特定のアプリが起動しない。といった不具合が発生する場合があります。

そんな不具合が出た時に試してほしいことをご紹介します。

※強制的に再起動する。

iOSの不具合に限らず、iPhoneの動きがおかしい場合は強制再起動をしてみましょう。

1. 「音量を上げるボタン」を押してすぐに放す
2. 「音量を下げるボタン」を押してすぐに放す
3. 「電源ボタン」を長押し
4. Appleのロゴマークが表示されたら「電源ボタン」を放す
5. 強制再起動完了

※データの容量を確認する。

保存しているデータやアプリがiPhoneのデータ容量を圧迫していると動作が不安定になる可能性があります。データ容量を確認して不要なデータやアプリを削除してみましょう。

＜データ量の確認方法＞

「設定」→「一般」→「情報」でお使いのiPhoneのデータ容量が確認できます。

データ容量の下に使用可能なデータ量が表示されます。特に動画や写真はデータ量を使うので、クラウドやHDDにバックアップを取り本体から削除してみましょう。

※Appleの窓口を活用。

強制再起動をしても、データを整理しても改善しない場合は、Appleの相談窓口に報告しましょう。電話のほか、チャットやメールでも問い合わせが可能です。

※iPhoneを初期化する。

これまでの対応で改善がみられない場合は、初期化することで改善する可能性があります。ただし、初期化をすると全てのデータが消えてしまいます。そのため、初期化を行う前にバックアップを取りましょう。

1. バックアップを取る。
2. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」を選択して、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。
3. 入力画面が表示されたらパスコードとAppleIDのパスワードを入力します。
4. iPhoneの消去を確定します。

・まとめ

新しい機能が追加されるメジャーアップデートは、特に不具合が起きる可能性が高いです。アプリが新しいiOSに対応できていなかったり、未知の不具合が発見されたりするためです。ただ、その都度修正版がリリースされるので少し待てば問題が解消したiOSがインストールできます。慌てずに修正版がリリースされるのを待ちましょう。

不具合を避けるためには、iOSの自動アップデートをOFFにして、iOSのバージョンアップがあってもすぐにアップデートしないことも有効です。

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