【iPhone 12Pro】落としたら電源が付かなくなった？

思わぬ衝撃でバッテリーがトラブルを起こすことも！

うっかり落としてしまってから、電源が付かなくなってしまった。

見える範囲のパーツが破損していなくても、内部に伝わった衝撃は思わぬ故障を起こすことがあります。

特に経年劣化などで弱ってるパーツに多く見られます。

今回、落としてしまってから充電を差しても何も反応しない、というご相談です。

店舗では通常の充電器の他に、急速充電にも対応している充電機器も備えております。

急速充電機を使っても反応が無い為、パーツ交換を行って故障原因を探っていく作業が必要になります。

【修理前】反応なし

電流や電圧などを図れる計測機を使っても、なんの反応も示さない状態でした。

充電ケーブルを差すと、リンゴマークが出てすぐ消えてしまうので、起動には至らず。

【分解と仮付け】バッテリーにしわ

左は取り出した純正品のバッテリーですが、しわが寄っています。

触った感じ少し膨らんでいる感じだったので、バッテリー膨張の超初期と思われます。

【修理後の状態】問題なく起動

バッテリーを交換するだけで、無事に起動・動作確認が取れました。

ほぼ元の形だったので、他のパーツにも影響がなくて安心です。

【まとめ】

極端な気温変化は、バッテリーにも多いに影響を及ぼします。

使用に推奨されているのは０～35℃、バッテリーにやさしい使用温度は16～25℃と言われています。

その為、特に暑すぎる環境だとバッテリーは危険な状態になってしまいます。

気温が上がる炎天下や直射日光のあたる場所に放置したりすると発火する危険がある為、これからの時期は特に注意が必要です。

昨今では、モバイルバッテリーによる発火事故も増えているため、こちらも同じように注意が必要です。