充電できていないのか起動できなくなったとのご相談で、iPadAirのバッテリー交換修理のご依頼を頂きました。

iPadAir　バッテリー交換修理について

今回修理のご相談を頂いたのは、
西区にお住いのお客様より、
充電できていないのか起動できなくなったと、
iPadAirのバッテリー交換修理のご依頼を、
スマホスピタル広島駅前店に頂きました。

iPadAir　充電できていないのか起動できなくなった端末の状態

最初にお持ちいただいた端末の状態を確認してみます。

まず、端末の動作確認の為、電源のボタンを押して起動を試します。
しかし、画面にはバッテリー不足を示す画像が表示され、
端末の起動ができない状態です。

次に画面の指示に従い、充電ケーブルを端末に接続して端末の充電を行います。
この様に画面に映るケーブルのサインが消え、
充電が開始されたことを確認出来ました。

この様に充電開始の反応が見られることから、
充電口等は問題が無いようにも思われますが、
しかし、そのまま5分、10分と充電を続けても、
一向に端末を起動することが出来ません。

例えばバッテリーが古くなり劣化が進んでしまうと、
この様にいくら充電してもバッテリーに電気を蓄えることが出来なくなり、
端末が起動できなくなるような事があります。

それらの症状は、新しいバッテリーへの交換修理を行う事で、
症状を改善することが可能です。

iPadAir　充電できていないのか起動できなくなった端末の修理

では改めてiPadAirのバッテリー交換修理の作業を進めていきます。

最初にiPadAirの画面部品を取り外して分解作業を進めていきます。

画面部品は強力な両面テープの様なシールでしっかりと接着してあります。
このシールは温めると柔らかくなる仕様で、
まずは画面側からしっかりと温めてから分解を行います。

この様にガラス部品を本体から剥がしていきますが、
その際、端末側面にあるケーブルに注意が必要です。

このケーブルはホームボタンやガラスのタッチ操作の信号を、
本体基盤へと伝える役割を持つケーブルで、
誤って断線させてしまうと、端末が使用できなくなります。

ただ、このケーブルは液晶画面の下にある基盤に接続されており、
まだ現段階では取り外すことが出来ません。
よって、先に液晶画面の四角にあるネジを取り外し、
この液晶画面部品を分解を進めます。

しかし、ガラス部品と同様に、
液晶画面部品からも基盤に繋がるケーブルが伸びており、
このケーブルは不意に外れてしまう事がないよう、
コネクタ部分がプレートでネジ止めされ、
しっかりと固定されています。

続けてこの固定の為のプレートを取り外しますが、
このプレートもネジ止めされているだけで、
ネジを外せば簡単にとりはずせます。

次にガラスや画面のコネクタを本体基盤から取り外し、
事前の分解作業は完了です。
最後に劣化したバッテリーを取り外し、
新しいものへと交換を行い、
分解とは逆順に組み立てを行います。

iPadAir　充電できていないのか起動できなくなった端末の修理完了

では改めてiPadAirのバッテリー交換作業を行い、
その後端末の電源ボタンを押して起動を試します。

すると、先程はいくら充電しても起動できない状態でしたが、
しかし修理後は問題なく起動することが出来るようになりました。

また、充電残量がしっかりと増えていく事や、
端末の動作などにも不具合が無い事を確認でき、
無事修理を終え、端末をお客様へお返しすることが出来ました。

今回のように端末の起動が出来なくなるような症状は、
バッテリーの劣化が原因であることが多く、
加え、冬場等に朝冷え込むようなときに、
顕著にこの症状が発生するケースが増えます。

これはタブレットに使用されているリチウムバッテリーに性質によるものではありますが、
もし同様に、お使いの端末で起動できない、充電できないといった症状が出た場合は、
バッテリー交換修理で改善が可能かもしれません。
是非お気軽にスマホスピタル広島駅前店までお問い合わせ下さいませ。