水を張った洗面台の中に落として水没させてしまったiPhoneXS、画面交換など水没復旧作業を実施しました。

iPhoneXS　水没復旧作業について

今回修理のご相談を頂いたのは、
水を張った洗面台の中に落として水没し、
画面が映らなくなってしまったと、
iPhoneXSの端末修理に西区よりお越しいただきました。

iPhoneXS　水を張った洗面台の中に落として水没させてしまった端末の状態

最初にお持ちいただいた端末の状態を確認してみます。

まず、端末自体はどうやら動いているようで、
アプリの通知音などは普通に聞こえている状態です。

しかし画面には何も映らない状態で、
音はしていても操作ができません。

また、画面の上部にあるカメラのレンズ部分、
加え背面にあるかめらのレンズ、
どちらもすこし白っぽくなっています。

この様に水没してしまった端末は、
内部に水気が入り込んでしまうと、
端末の熱で気化し、結露してレンズ部分が曇ってしまう事が有ります。

こうして内部の水気等で画面部品が故障し映らなくなるようなケースもある為、
端末内部の水気の除去に加え、画面部品の交換修理を進めていきます。

iPhoneXS　水を張った洗面台の中に落として水没させてしまった端末の修理作業

では、改めて端末を分解して作業を進めていきます。

まず、画面を開いてみた状態ですが、
やはり端末内部にかなり水気が入り込んでしまっており、
水滴なども付着したままとなっています。

よって、端末を分解し水気を取り除きしっかり乾燥させ、
加え故障した画面部品を新しいものへと交換を行います。

例えば水気が残ったままの状態で起動や充電を行うと、
基盤がショートして完全に故障してしまう恐れもある為、
万が一水没させてしまった等の際は、
まずはしっかりと乾燥させることが重要となるのです。

iPhoneXS　水を張った洗面台の中に落として水没させてしまった端末の修理完了

では、一通り修理作業をじっしし、
その後端末を起動して正常に動作できるようになったか確認してみます。

すると先程は画面が全く映らない状態でしたが、
しかし修理後は問題なく映し出されるようになり、
端末の操作も可能な状態に改善できました。

水没して端末が使用できなくなってしまうと、
必要なデータが失われてしまう恐れもあり、
とても慌ててしまう事もあるかと思います。

そうなる前に普段からしっかりと必要なデータのバックアップを取っておくことが重要ですが、
バックアップが無い場合は修理してでも何とかしたいと思う事もあるかもしれません。

もし同様に端末が水没してしまい上手く動かない等でお困りの際は、
是非スマホスピタル広島駅前店にご相談下さい。