【冬は結露に要注意】iPhoneは濡らさなくても水没する…？気づかないうちに内部が水浸し！

当店では、日々多くの水没復旧依頼を頂いています。

特に夏場は、海・川・プールなど水場での使用が増える時期なので、ご依頼が急増します。

しかし、実は冬場こそ“うっかり”起こる水没に要注意なのです。

水に落とした覚えはないのに水滴？！

『iPhoneXの液晶が全く映らなくなった』とお持込みいただきました。

大きな外傷はなく、水に濡らした覚えもないそうです。

しかしある日突然プツッと画面が消えてしまい、それからは何をしても起動しないんだそう…。

恐ろしや……

しかし見逃しませんよ！

この曇りを。

よく見ると、インカメラのレンズに水滴のような曇りが見えます。

これは水没した時に起こる反応。

どうやらiPhoneXは耐水だからとお風呂でいつも動画を見ていたのだとか。

しかし、お湯の中に落としたり水滴がかかったことはないそうです。

水没の原因は…？

スマホを風呂場に持って入る危険性は、水がかかることだけではありません。

最近はどんどん寒くなってきてお風呂に入る夜は冷え切っています。

つまり？

温度差による結露が起きるんです！

冬に暖房をつけていると、窓にたくさん水滴がついているのを見たことはありませんか？

iPhone内部でも同じことが起こっています。

お風呂は室内の温度が上昇しており、高湿度です。

ここから脱衣場などに急に持って行くと、内部も一気に冷やされ水滴が発生します。

濡れた覚えはなくても内部にはこんなにたくさんの水滴が発生しているんです！

上画像は、内部に付着した水滴の様子です。

水に濡らしていなくても、端末内部ではこんなに水分が発生するんです…。

今回急に画面が映らなくなったのは、水分がコネクタに付着しショートした可能性が大きいと思われます。

水没復旧後の様子

液晶画面を交換すれば起動し操作できるようになりました！

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