【Xperia10Ⅲ】液晶が真っ暗で映らない！一部は緑と青に変色…

Xperia10Ⅲの液晶が真っ暗で映らない。さらに、液晶の一部が緑と青に変色している。

そのような症状が見られる場合は、液晶の故障が起こっているかもしれません。

今回は先日修理を行ったXperia10Ⅲを例に、液晶の故障が起こる原因と修理についてお話します。

症例：Xperia10Ⅲの液晶が真っ暗で一部が変色している

こちらがご相談をいただいたXperia10Ⅲです。

落下させたのをきっかけに、液晶が映らなくなってしまったとのことでした。

本来であればロック画面が表示されているはずですが、液晶が暗くて見えません。

また、液晶の右下は青と緑に変色しています。

画面左下部を見てみると、ガラスパネルの割れが確認できますね。

この部分から衝撃が加わり、液晶故障が起こったと考えられます。

◆液晶の故障が起こる理由

液晶の故障が起こる理由は、大きく分けて次の２つです。

①【液晶破損】

落下させる・ぶつける・踏みつけるなどの、衝撃を与えてしまった時に液晶が壊れてしまうケースです。

衝撃を与えた直後に症状が表れることもあれば、しばらく経ってから発症することもあります。

②【経年劣化】

使用年数が長くなると、本体の経年劣化により様々な故障が起こりえます。

液晶に関しては画面が映らなくなったり、液晶焼け(色ムラや残像)を起こすことが多いです。

◆Xperia10Ⅲの液晶故障を改善させるには

液晶全体が真っ暗で映らない場合は、一時的なエラーの可能性もあります。

その場合は、強制終了(強制的にシャットダウンすること)で改善する可能性があるのでお試しください。

ただし液晶の一部に変色が見られたり液晶焼けが併発している場合は、故障の可能性が高いです。

その場合は、修理店にご相談ください。

今回のXperia10Ⅲは、液晶破損による変色が見られたため画面交換が必要です。

修理：Xperia10Ⅲの画面交換

画面交換後の様子がこちらです。

正常に液晶表示がされています！

修理前はロック画面の確認もできませんでしたが、しっかりと映っていますね。

Xperia10Ⅲの画面は、液晶とガラスパネルが一体型となっています。

そのため液晶交換時は、必然的にガラスパネルも一緒に交換となります。

今回は画面左下部分にガラス割れが見られましたが、液晶の復旧を行ったことでそちらも一緒に改善しました！

修理後は“次回”が無いように故障対策を

スマホの故障頻度は、端末の扱い方や事前の対策に関係していると思います。

とは言っても扱い方に関しては、俘虜の事故や、ついうっかり…ということもあります。

そのような場合は、いくら普段から丁寧に扱っていても、防ぎようがありません。

そこで皆様には、スマホを修理に出す時は【次の故障対策までが修理】と意識していただきたいのです。

『普段は滅多に壊さない』という場合も、その“たまたま”が今回だけとは限りません。

“次回の修理”が無いように、修理後は保護フィルムやガラスコーティングでしっかりとスマホを保護してください。

★スマホスピタルでは、修理後にフィルムの貼り付けやガラスコーティングの施工を行っています。

修理依頼なしの、フィルム・コーティング単体のご注文も大歓迎です！

いつでもお気軽にご相談ください！