AQUOSのバッテリー膨張を修理します！！

AQUOS R3 バッテリー交換

今回のブログはバッテリー膨張してしまったAQUOS R3のバッテリー交換です。
バッテリーが膨張すると発火する可能性があるため大変危険です。

iPhone 16シリーズの情報が公開され、買い替えを検討している方もいるのではないでしょうか。
少し前の機種でも、最新機能にこだわらなければ十分使えることが多いです。
そんなときに気になるのがバッテリーの劣化。消耗品なので劣化は絶対に避けられません。
しかし逆に言えば、バッテリーさえ交換すればまだまだ使える物も多いのです。

iPhoneは大抵の修理屋で修理してもらえますが、メーカーや機種の多いAndroidは非対応の店舗も少なくありません。
しかしスマホスピタル博多駅前店では、Android端末の修理も可能な限り承っています。

では早速やっていきましょう！

状態確認

これが現物です。
ここまで膨張しているのはなかなかお目にかかれないです。
内部が見えてしまうほどパッカーっと開いているので中身を開けるのは簡単です。
もちろん異物や水の侵入はゼツボー的に簡単。
注意しないとあっという間に壊れてしまいます。

本来だとヒートマットで温めて粘着力を弱めてから開けるので、
こんなふうに開いていると、しっかり閉じているものに比べてかなり作業時間は短縮されます。

バックパネル、ミドルパネルを外す

背面パネルの取り外しができました。中身はこの様になっています。
白い部品がバッテリーです。
コネクターを抑えているミドルパネルを取り外します。

取ってみるとバッテリーのコネクター部分が見えてきました。
ここを取り外して新しいバッテリーに付け替えればOKです。

バッテリーを交換する

膨張しているバッテリーを取り外すことが出来ました。
他の機種では、バッテリーは両面テープで固定されているので新しい両面テープを使う必要がありますが
AQUOSはたいてい、バッテリーが青いフィルムに覆われています。

この青いフィルムは本体フレームに貼り付いており、バッテリーを覆うように大きく、
しかも摩擦力は大きいものの粘着力は低いため楽にはがせる素材なのです。

つまりこの青いフィルムで包むだけで、バッテリーは固定されて簡単には動かない状態になるわけ。
バッテリー交換しやすい素晴らしい構成ですねぇ。
やたらと粘着力が強かったり、なかなかキレイに剥がせない両面テープを使っているメーカーには見習ってほしいです。

バッテリー膨張の意外な落とし穴

写真ではちょっと分かりづらいですが、新品バッテリーと比べてみました。
右のバッテリーはぷっくりと膨らんでいます。

リチウムイオンバッテリーの劣化によりガスが発生し、ここまで膨張してしまったようです。
AQUOS R3は違いましたが、機種によってはバッテリーの上をケーブルが通っています。

当然、本来は膨張していないバッテリーを想定しているので
膨らみのぶんケーブルの長さが足りず、ピンと張り詰めたようになります。
膨張がひどいと引っ張りに耐えきれずケーブルがちぎれてしまったり、あるいは接続コネクタごと壊れてしまうかもしれません。

そうなってしまうとさらに別の箇所の修理が必要になり、修理代金がかさんでしまいます。
発火のリスクももちろんありますが、ひどくなると別の場所まで修理が必要になる。
というのがバッテリー膨張の意外な落とし穴ではないでしょうか。

ようするに、膨張や性能低下に気づいたら早めに交換するほうが良いということですね！

バッテリー交換完了

正常なバッテリーに入れ替えて修理完了です。
今回は膨張していて開けやすいこともあり大体30分ほどで作業完了しました。

ただ、当店はAndroidの部材在庫があまりないので、まずは事前にお問い合わせしていただければと思います。
Androidの場合基本的には依頼を受けて発注、部材が届き次第お客様に来店していただき修理する流れとなります。

また、他店で断られたと言われる端末も修理できるかもしれません！
LINEでのお問い合わせも承っておりますのでお気軽にきいてくださいね♪

Androidの他にもiPhoneやゲーム機の修理も承っております。

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マイナーな機種だから修理は無理かな・・・と諦めずに、
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