水没したけど画面交換だけで済んじゃった！【iPhone SE2の画面交換】

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夏季休暇中にスマホを海や川に持っていって水没させてしまった！
という方もいらっしゃるかと思います。
水没復旧作業後は、実は画面やバッテリーの交換が必要になることも結構多いんです（T△T）

今回のブログでは、iPhoneSE2画面交換を紹介していきます。
ちなみに今回の端末、水没させたということでしたが内部に水が侵入した形跡は確認できませんでした。
状況によってはそういう事もあります。
そんなときは意外と、画面やバッテリーを交換するだけで改善が見られることもあります。

分解開始

星ネジを外して、画面と本体の間にきっかけを作ったら、
手帳を開くような感じに画面が展開できます。

内部に水が侵入していると、あちこちに水滴がついていたり
水気に反応して変色する水没反応シールが赤くなっていたりするのですが……
全然そんなこと無いぞ？

もしかして内部はまったく無事なのでは？という可能性が出てきました。
一旦画面を新しいものに変えてみることにします。

画面が展開出来たら、バッテリーのコネクタを外します。
通電している状態で作業すると、
ショートして他の機能に不具合が起きるかもしれないので
慎重にいきます。

バッテリーを外したら画面と本体をつなぐケーブルを外していきます。
ケーブルを固定する金属パーツを外すとケーブルにたどり着きます。

見えました。あともう少しです。

画面を取り外す　仮付けして動作確認

はい！画面がとりはずせましたね！
ここから、スピーカー、銀パネル、ホームボタンを元の画面から新しい画面に移植します。

この写真は移植前の割れた画面です。……とは言っても裏側からだとほとんどわかりませんね。
ホームボタン、フロントカメラを外していきます。

新しい画面が問題なく表示されるかどうか仮付けして確認します。
全部パーツを取り付けてから初期不良が発覚したら、時間がもったいないですからね。

動作確認なら、ホームボタン、フロントカメラはざっと組み付けるだけでも十分機能します。

組み上げる

仮付けは問題なかったので元の画面のパーツを移植していきます。
やはり画面交換だけで済むようでした。

下写真はフロントカメラとスピーカーのパーツです。
iPhone X以降からはかなりシンプルな構造になっていますが、
8以前、SE系はホームボタンが搭載されている分、ちょっと手順が多いですね。

銀パネルも外します。
側面がYネジで固定されています。
新しいパネルにはついていないパーツなので移植します。

取り外したパーツはこちら。

上は銀パネルのネジ６本、
下はホームボタンと、固定するための金属パーツです。

作業完了

これら部品を新しい画面に移植して、逆手順で組み上げれば作業完了です。

今のところ全く問題はありませんが、やはり一度水没させたのは事実。
使えるようになったらはやめにバックアップを取って万が一に備えておくのが肝要です。

今回のお客様は、保護フィルムをご希望でしたので、
ガラスフィルムを貼ってお返ししています。
ちなみに、ガラスフィルムは通常価格3,300円。。ですが、
修理とセットなら、なんと！1,000円引きになります！
3,300円→2,300円！

もう画面を割らないためにも、交換後はフィルムを貼るのがおすすめです！
フィルムを貼るのはスタッフがしますので、
空気が入らないようにするのが苦手な方でも安心です！

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