【OPPO A79 画面ガラス交換】最短即日修理でキープスマイリング♪

iPhoneじゃないですよ！

今回の修理は、iPhoneじゃなくてAndroidです。
ブログの影響なのか、口コミの影響なのか、Androidやゲーム機のご依頼が多いですね。
これから夏になって海や川に遊びに行く人が増えるので、
水没復旧のご依頼も増えそうな予感がします。

皆様、精密機器を水場に持ち込むときは十分に気をつけて下さい！
防水を謳った機種は多いですが、水にドボンすると運が悪ければ壊れますからね～！

では、前置きはこのくらいにして、
修理の解説をしていきます！

機種はOPPO A79です。
OPPOって何？どこの会社？と思った方のために、
OPPOについて紹介します。

OPPOってどこの会社？

答えは中国です！
設立当初は、DVDプレイヤーやMP3プレイヤーを販売していたそうですが、
2008年に携帯電話にまで手を広げ、急成長を遂げたそうです。
GalaxyやXperiaに比べるとお手頃価格で、機能も一通り揃っているので、
程々のスペックでなるべく安いものが欲しい方にちょうど良さそうです。

修理開始

背面を分解する

粘着で貼り付けられているだけの背面パネルを剥がし、ネジを外して更にフレームも剥がします。
ディスプレイケーブルは表面からフレームの中を通り、バッテリーの下に現れるのでバッテリーも外さないといけません。

この写真は、まだフレームを外す前です。
フレームは爪でミドルフレームにひっかかっているので、ただ持ち上げれば外れるわけではありません。
爪のひっかかりを外すことを意識して、隙間にピックを挿し込んで外していきます。

新しい画面を仮付けする

まずは正常に表示されるか仮付けで確認します。
フレームを通さず裏面に直接つなげているので上下逆さまですが

とりあえず正常に表示されることが確認できました。
このあとホーム画面まで進めてタッチ操作も問題ないことを確認しています。

機種によっては仮付けが難しい構造になっていますが、可能な限り仮付けして正常動作を確認します。
交換した画面の初期不良があったり、メイン基板側の問題で画面を変えても改善しないことがありますからね。
二度手間になったり無駄な作業を省くため、大事なことです。

画面を交換すれば正常に使えるようになることも分かりました。
いよいよ割れた画面を剥がしていきます。

画面を剥がす

しっかり画面を温めて粘着を柔らかくします。
十分にあたたまったら、少しずつ画面をはがしていきます。

フレームとガラスの隙間にピックやデザインナイフを入れていきます。

割れが少ないと、一箇所剥がれればそのままピックをスーッとすべらせていけるので楽なんですが
細かく割れている場合は破片がポロポロこぼれたり、ヒビでピックが止まってしまうので苦労します。
とはいえこれくらいの割れならまだマシな方で、
車で轢いてしまってガラスが粉々に割れたものを分解することもあります。

フロントパネルがフレームから完全に外れました。
このまま取り外したいところですが、ディスプレイケーブルはまだ基板に繋がっているので
引っ張るとケーブルがちぎれてしまいます。

どうせ新しいものに交換するのだからちぎれても良い……と言えばそうなのですが、
無理すると余計なところを壊すかもしれないので、丁寧にコネクタを外しましょう。

ちょうどいい写真を撮り忘れましたが、基板に繋がっているディスプレイコネクタを外すと、
ようやくフロントパネルを本体から分離させることができました。

あとは新しい画面をつけるだけです！

修理完了

フロントパネルを貼り合わせて起動した状態がこちら！

ワオ！きれいになりましたね！
受注発注なので時期によって金額は変動しますが、今回は
税込19,600円　作業時間約2時間で修理完了しました。

もともと安い機種は、修理代が新品購入とたいして変わらなくなることもあります。
しかし壊れて操作できなくなってしまったら、新品を買ってもデータ引き継ぎできません。

定期的にバックアップしつつ、調子が悪かったり少し壊れた時は修理店にご相談下さい。
早めに対処すれば画面交換だけで済んだのに、
しばらく放置してしまったので基板そのものの（＝より高額な）修理が必要になった方、
たくさんいるんです！

スマホスピタル博多駅前店の修理

今回はAndroidでしたが、iPhoneやiPad、ゲーム機の修理ご依頼も好評承り中です！
分解難易度が高い機種だったり、部材入荷待ちでお預かりになることも最近は増えています。

記載のない機種でもお気軽にご相談下さい！