WALKMAN NW-F887 バッテリー交換 iPhone修理だけじゃない

WALKMAN NW-887 バッテリー交換

今回の修理速報は WALKMAN NW-F887 バッテリー交換 です。
WALKMANまだ使ってる人いるんだ！？と思う人もいるかも知れませんが……

音楽の再生に特化した小型端末で、
最近のスマホではオミットされることの多いイヤホンジャックを持っているので
こだわる人には根強い需要があるようです。

ちなみにシステム的には Android で SONY 製なので Xperia の仲間……かも？
筆者はこのWALKMAN、分解どころか見るのも初めてでしたが
経験と勘でなんとかなるだろうと判断して承りました。

初見の機種でも、状態や交換パーツの形から分解方法を推察したりできるんですよ～
機種によってはインターネットで分解動画や画像をUPしている人もいるので
そのあたりも参考にしながら作業しています。

もちろんiPhoneやXperiaなどよくご依頼のある機種も承っています！

分解開始 バックパネルを外す

まずは底面のネジを外します。
このままバックパネルが外れそうだったので隙間にスパチュラを差し込んでみましたが
なかなか外れず……見えるネジはここだけなのに。

ということは見えないところにネジがあるのでは？　と思いよく調べてみると

ここ外れるんかい！
そして中にネジが有りました！

ちなみにここは両面テープで貼り付いているだけなので気づいたら簡単に外せました。

さらに上面にもネジ！
気づかず無理やり外そうとしたら壊してしまうところでした。

ちゃんと外れる状態になっているけどうまく外れないだけなのか、
それとも隠しネジがあって外れないのか……
このあたりの判断は結構経験がモノを言います。

隠しネジ4個を外すと、明らかに感触が違います。
簡単にバックパネルを外すことが出来ました。

スピーカーとバッテリーを外す

バッテリーのケーブルはここ。
黒いプラスチックパネルの下にあるのでこれを外さないといけません。
その上のオレンジ色のケーブルはスピーカーです。

この時点では構造がよくわからないものの、
外せるようになっているということは外しておいたほうが良さそう、
と判断して念のため外しておきました。

そして外してみると、黒いパネルとスピーカーは一体構造になっていることが判明。
つまりスピーカーケーブルはやはり外しておく必要がありました。

両面テープで貼り付けられていたバッテリーも外し、基板にハンダ付けされていることが判明。
交換用の新品バッテリーを見た時点で予想はしていましたけども。
取り外しの簡単なコネクタタイプではなくハンダになっているのは、スペースの問題でしょうか？

バッテリーをハンダ付けする

ハンダ作業中の写真は撮っていませんでしたが、
古いバッテリーを外して新しいバッテリーをハンダ付けしたところです。
このあとは元通り組みあげていくと……

約1時間で作業完了 です！

もともと起動しなかったわけではありませんが、消耗が早くなっていたようです。
ちなみに今回はお客様がバッテリーも用意して持ち込まれたので
ご依頼の当日に修理も完了してご返却できました。

通常は在庫がなく入荷に時間がかかるのでなるべく早く済ませたいという方は、
このように自分で用意するか
早めに連絡して入荷したタイミングでご来店いただくほうがスムーズです。

WALKMAN NW-F887 バッテリー交換 税込11,000円（変動あり）
バッテリー持ち込みは20%引き

で承っております。

スマホスピタル博多駅前店はWALKMANも修理します

iPhoneをはじめとしたスマートフォンやNintendo Switchの修理依頼が多いですが
ご依頼されれば（そして部材があれば）WALKMANだって修理します！

このテのめったに修理依頼が来ない機種は、修理部品が手に入るかが全てと言っても過言ではありません。
入荷できるけどかなり高額……という場合は
お客様にとって修理する価値があるか、中古品のほうが安く入手できないか
も重要です。
例えばデータにこだわりがなく同じ機種を使い続けたいだけなら、
中古品を買って普通に使い続けたほうが良いかもしれません。

なんでもとりあえず修理するわけではありません。
納得して修理依頼していだけるよう様々な提案をします！

スマホ・タブレットの買い取りもお任せください

修理すると結構高くなっちゃうな……という場合、
いっそ機種変更して古い方は売りに出すという選択もありますヨ！

他店だと壊れたものは買取不可の場合もありますが修理店なので修理を前提とした買い取りも出来るんです。