【AQUOS sense2】基板移植が約2時間で終わる！

AQUOS sense2 基板移植

をスマホスピタル博多駅前店が行いました！

iPhoneやXperiaと比べるとAQUOSのスマホ修理ご依頼は少なめですが、
国産メーカーで中価格帯の機種が多いことから根強い人気があります。
防水やFeliCa（おサイフケータイ）の採用機種が多いこともありがたいですよね。

こちらがお持ちいただいた今回の修理端末ですが、
よーく見ると画面上部に表示不良が発生していました。

このまま使えなくはないですが、放置するといずれタッチ不良になったり
表示不良が悪化するかもしれません。

早めにスマホ修理する！その判断Good！！

AQUOS sense2 分解開始

まずはSIMトレーを抜いて、側面とフロントパネルの隙間にカッターやピックを差し込み、
少しずつバックパネルを外していきます。

バックパネルを外すと保護シートのようなものが挟まっていました。
いろんなAndroidスマホを分解・修理してきましたが珍しいパターンです。
これも剥がします。

さらに基板の保護プレートを外します。
保護プレートに貼り付けられているFeliCaアンテナも同時に外します。

FeliCaアンテナはコネクタではなく基板上の接点に重ねられる構造をしているのがわかります。
機能的には同じでも機種によってこのあたりは違うのが面白いです。……面白くない？

違うメーカーなのによく似た構造してたり、逆に同じメーカーなのに機種によって大きく違ったり。
はたまた、同じメーカーの中でも昔はやたらと複雑な構造だったのが
段々と洗練されてシンプルになって、進化の過程を感じられたり。

シンプルな構造だと分解したり組み直すのが簡単なので
メーカーとしても修理前提の設計を意識し始めたのかもしれません。

プラモでも昔は合わせ目がはっきり出ていたのが、最近は目立たない構成になってたり。
企業努力ってやつですね～。

基板交換

今回のAQUOS sense2で異常があるのはディスプレイだけですが、
交換部品の取り寄せはせず、今回は中古品に基板移植をすることになりました。

通常であれば、交換部品をお取り寄せに約3日ほど。
事前にお問い合わせいただけますと取り寄せも可能です！
まずはお電話またはメールしていただければと思います。

流通状況はメーカーによって異なり、AQUOSシリーズは他に比べ流通が少ないのが現状です。
それでも以前と比べると入手できるパーツはかなり増えてきました。
SDGsだとか、修理する権利、なんて言葉も認知されてきましたよね。
そのおかげでしょうか。

コネクタやケーブルをすべて外して基板を取り出しました。
同じ作業でもう一台用意した正常な中古端末も分解し、基板を取り出します。

そして、チェーンジ！

基板を入れ替えて元通り組み上げると……

基板移植終了

正常動作して、お客様のデータもそのままのAQUOS sense2が出来上がりました！
入荷の都合で本体の色は変わってしまいましたが、使えるようになるなら別に気にしないということでした。

ここまでの作業は約2時間。
写真を撮りながらだったので、それがなければもう少し早く終わったかもしれません。

メーカー修理と非正規店修理の大きな違いはここ！

通常であれば2時間程度の即日修理で終わること！
もちろん作業内容にもよりますけど……。

もう一つ違いをあげるなら、データそのままで修理可能なこと！
メーカー修理は個人情報保護などの理由でほとんどの場合
データが初期化されて、または新品交換されて返ってきます。

バックアップ取ってあればいいけど、もし取ってなかったらデータを失うことになるので
なかなかスマホ修理依頼する踏ん切りがつかない…という方多いのではないでしょうか。
また、バックアップを取っていたとしても、また一から移行しないといけない…
かなり億劫に感じる方も多いのでは？

なるべくスマホ修理期間は短くしたい！
データはそのままでスマホ修理してほしいという方！
ぜひスマホスピタル博多駅前店にご相談くださいね。

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