背面パネルがいきなり取れたと思ったら、原因はバッテリーが…！？

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今回はAndroid修理をご依頼いただきましたのでご紹介します！

今回お預かりしたのはこちらの【XperiaZL2】になります！
XperiaZL2は、XperiaZLの後継機種として2014年5月に発売された機種となります。
なかなか古くて珍しい機種のご依頼ですね。

XperiaZL2の特徴

当時、auから発売されたXperiaとしては初の赤外線通信非対応機種となったり、
カメラ機能がZLと比べ大幅に強化され、4K動画撮影が可能となったりしています。
赤外線通信…懐かしいですね。
ガラケー時代には当たり前に搭載されていたもので、連絡先の交換には必須でした。
スマートフォンも初期の方は対応機種がありましたが
実際に今はまったく見ることがないものとなってしまいました。

iPhoneは最初から非搭載で「AirDrop」を利用する形ですし。
現在はWi-FiやBluetooth、もしくはQRコード読み取りといった方法でのやりとりとなっています。
この辺の技術も日々進歩していますので、今後もまたガラッと通信方法が変わっていくのでしょう。
例えば量子通信なんかは民間利用が何十年後かって話でしょうけど…。

さて、こちらの機種ももう9年前の端末です。
未使用品として購入したとしてもかなりの年数が経っていますね。
その割にかなり美品だったお客様の端末、かなり大事に利用されていたと思いますが…。

まずは状態のチェック！

こちらは背面側。
背面パネルがずれているのがわかりますでしょうか？
気がついたら背面パネルが取れてしまい、なんとバッテリーが膨張してしまっていました。
ということで、今回はXperiaZL2のバッテリー交換ということでお預かりしました。

背面パネルを取ると…

こちらは背面パネルを外した状態のもの。
実は機種によっては背面パネル側に部品ケーブルが付いていたりする場合があります。
例えば背面に指紋センサーが付いている機種ですね。

ちなみにこの端末は指紋センサー非搭載タイプです。
背面が剥がれてしまうとケーブルも破損してしまう危険もあります。
他には通信用のケーブルが露出しているタイプだったり、
Xperia系であれば下記写真の真ん中(バッテリーに貼ってある黒いシールのようなもの)にある
おサイフケータイ用の部品が破損してしまうこともあるので、
もし背面パネルが浮いてきたとしても出来るだけご自身で開けたりしないようにしましょう。

色んな角度からみてみましょう。

こちらは斜め上からの写真。
バッテリーがかなり膨れてしまっているのがわかります。

こちらは側面から。
バッテリーが膨張し、自動的に背面パネルが押し上げられてしまったのです。
Androidのほとんどは、iPhoneのようにネジ止めではなくパネルが粘着剤(シール)で固着されていることが多いです。
今回のようにバッテリー膨張だけでなく、粘着剤の経年劣化で剥がれてしまうこともしばしば。

通常の修理の場合、この粘着剤を剥がしながら背面パネルを剥がしていく形になります。
施工上の注意点として、パネルの破損や塗装剥がれなどもありますので、
これらに関しては修理受付の際に詳しくご案内させていただいております。

取り外したバッテリーがこちら！

ぷっくりと膨れてしまっています。
これ実は、内部にガスが溜まっている状態…。
バッテリーの膨張は軽くみられがちですが、実はとても危険な状態なんですよ～！

バッテリー交換完了！

そして、新しいバッテリーに交換した端末がこちらです！
問題なく背面パネルもピッタリと固定でき元通りとなりました。

スマホスピタル博多駅前店では、periaZL2以外のXperia端末でも
画面交換やバッテリー交換を行っています！
お気軽にご相談くださいませ。
もちろんiPhone修理もいつでも承っております！！

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