「充電ができなくなり、電源が入らなくなってしまった」と

市内在住のお客様よりSwitch(有機EL)　の修理ご依頼いただきました。

電源が入らない状態だったので

バッテリーの仮付けをしてみるとエラーコード「2134-0501」の表示が…！？！？

〈このブログはスマホスピタル八王子店で行った修理です〉

修理費用と時間

Switch(有機EL)　基板修理（エラーコード2134-0501）

修理費用：税込17,380円

作業時間：最短即日

※2024年12月14日現在の価格

※混雑状況やご来店時間によっては翌日以降のお渡しになります

修理難易度

修理難易度　★★★★★★

修理はすこぶる難しいです。めちゃくちゃ大変な修理です。

知識・技術がないと無理です。

素直に修理専門店に頼んだ方がいい修理になります！！

電源が入るか確認

お持ち込みいただいたのはこちらのSwitchです！！※フレームにあるシリアル番号

まず冒頭でもお伝えしたように電源が入らない状態でのお持ち込みだったので

Switchの電流を測定して電気が流れているのか確認します！！

0.00Aと表示されています。これは全く電気が流れてないということです…

今のままだと、どこに不具合があるのかわからない状態なのでバッテリーを交換して電源が入るか確認します！！

新しいバッテリー仮付けして電源ON！！

電源は入ったけどエラーコード「2134-0501」の表示が…

エラーコード「2134-0501」の修理

エラーコード「2134-0501」はメイン基板の破損でM92T36のICチップに不具合がある可能性が高いです！！

これは充電制御ICチップで電源の供給ラインに異常がある時に発生することが多いです…

「ゲームしているときに発生した」「再起動した時に発生した」

「充電ができなくなったら発生した」などさまざま場面で突然発生することが多いです。

これが不具合のあるICチップです！！すごく小さいパーツなので慎重に作業を行います。

はんだで付いてる取り外します！！

新しいパーツを取り付けます！！

充電器を差し込んで見ると…充電できるようになりました！！

電流測定器も修理前は0.00AでしたがICチップを交換したら0.49Aになりました。

※バッテリー残量が全くない時はこの数値が正常です！！

※前項でバッテリーの仮付けをしましたが元のバッテリーに戻しています

電源が付くようになり、エラーコードが発生しないことも確認できました！！

電流測定器は電源が入れば1.0Aくらいになります！！電流の流れも正常です！！

そのまま数分放置してバッテリー残量が増えるかチェック！！

16％も増えたので充電溜まることも問題なし！！修理完了✌

最後に

Switchの基板修理を任天堂公式修理に依頼すると”基板交換”になるのでデータは消えてしまいます。

バックアップをしていない状態だと……考えるだけでも悲しくなります…

さらに修理期間も10日〜2週間とお手元に戻ってくるまでお時間がかかってしまいます。

スマホスピタル八王子店は

基板の不具合があるパーツを交換修理するのでデータはそのまま！！

さらに最短即日で修理対応できます！！

※ご予約の方優先で作業を行なっております

※混雑状況やご来店時間によっては翌日以降のお渡しになる場合がございます

ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください！！