【Pixel 4a バッテリー交換】膨張により背面に凹凸が発生！？【スマホスピタル八王子店】

Googleから発売されているスマホ「Google Pixel4a (4G)」のバッテリーが膨張した端末の修理依頼を頂きました。

Google Pixel4aは2020年8月に発売されたモデルです。

発売から数年経過しているため、電池交換時期とも言えますね。

バッテリーは突然膨張しますので、劣化が見受けられたら交換を推奨します。

また、バックアップも取りましょう！

今回は、バッテリー膨張が原因でフレームが変形してしまったPixel4aをご紹介します。

表面は何事もないただのPixel4aです。

電池の劣化が進んでおり、電池の持ちも悪かったそうです。

修理前の動作チェック時でも数％減ってしまう程でした。

横から見た状態です。

膨張が原因で、フレームが変形しており、画面とフレームの間にも隙間が発生しています。

別の角度から見たときです。

画面の前後は問題なさそうですが、中央付近が浮き上がっています。

バッテリーが膨張し画面に負荷がかかったことで画面も破損した事例がございます。

また、Pixel4aはバッテリー膨張を考慮していないのか、膨らんだときの逃げ場がありません。

内部構造の問題でフレームが変形するリスクが高い状況となります。

Pixel4aは画面側から分解していくモデルです。

画面コネクタはトルクスネジで固定されているため取り外し本体から切り離します。

画面を外した状態で膨張を確認すると、画面の内側にあるプレートも曲がっています。

Pixel4aは画面の下にプレートが入っており、複数のトルクスネジで固定されています。

画面側から外すモデルで、背面は横フレームと一体なので、バッテリーが膨張すると逃げ場がありません。

そのため、画面側も浮き、背面側もでこぼこしてしまいます。

基板を取り外しますが、膨張しているので慎重に開けます。

背面と基板がケーブルで繋がっているため注意しながら外します。

膨張したバッテリーが出てきました。

バッテリーはテープで固定されています。

膨らみ過ぎてバッテリーを入れる枠からはみ出ている状態でした。

本体からバッテリーを取り外します。

新しいバッテリーを取り付け逆手順で戻していきます。

バッテリー交換後はもちろん問題なく動作しデータも残っています。

最後に充電チェックを行い、画面を圧着し修理完了となります。

フレーム側も若干ボコボコですが、膨張した時よりもだいぶ収まってます。

長期間放置してしまうと膨らんだままになる恐れもありますのでお早めに修理をオススメ致します。

ちなみに、膨張したバッテリーと通常のバッテリーの比較になります。

膨張したバッテリーは大変危険ですので扱いにはご注意下さいませ。

Pixelシリーズも年々高価なスマホになってきています。

バッテリー交換を行う事でまだまだ使用可能ですのでお困りの際には、お気軽にご相談下さいませ。

郵送での修理ご依頼も可能です。

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