【Xperia修理】画面が真っ暗！？Xperia10Ⅱの画面交換修理を行いました！

本日はXperia10Ⅱという機種の画面交換修理を承りました。
まずは実際の様子からご覧いただきましょう。

修理前

全体像

まずは全体像から。
今回、着信音が鳴ったり充電反応もあるようでしたが
液晶の表示が一切ない状態でした。

アップ

よく見ると、左上部分にガラスの割れが見えると思います。
お客様ご自身も、落してしまったことで画面が映らなくなってしまったとおっしゃっていました。

このような症状のことをバックライト死亡といいます。
画面はそもそも液晶の表示だけでなく、裏からバックライトに照らされていることによって
私たちの目に初めて映ってるように感じます。
このように真っ暗に見えていても、実際には画面が映っているんですが、
バックライト死亡によって何も映っていないように見えているというわけなんです。

バックライト死亡の少し怖いところが、
必ずしも画面が壊れたからなる症状ではないということ。

画面側のバックライトのパーツが壊れてしまっていることによってバックライト死亡が起きているのであれば
画面を新しいものに交換さえすればもちろん改善しますが、
もしバックライトを照らすという機能自体が死んでしまっている場合には
いくら新しい画面に交換してあげてもパーツが原因ではないため改善しません。

これは見た目では判断できず、
新しい画面を仮付けしてみて改善すればパーツが原因、
改善しなければ基板が原因という判断になってしまうため、
修理したものの改善しない可能性があるんです。

ですので今回の様なバックライト死亡の場合は
すぐに交換せず一旦画面の仮付けを行います。
ここで画面の表示があれば、改善するということです。

仮付け

今回、無事仮付けで液晶が改善することが分かりました。
ほっと安心しつつ、本格的に画面を交換していきます。

圧着作業

画面を無事交換し終わったら、圧着作業に入ります。
ネジなどで止まっているわけではなく、接着剤で止める形になるので
この圧着作業はとても重要です。
ここをおざなりにすると、仕上がりが汚くなってしまいます。
ですので、Xperiaの修理だとおよそ2時間ほどは修理時間をいただく形になります。

修理後

無事新しい画面になりました。
仕上がりもとてもきれいになりました。

Xperia修理もスマホスピタルekimo梅田店にお任せください！