【Arrows修理】Arrows Be4 F-41Aの基板移植を行いました！

今回は電源が入らなくなってしまったArrows Be4 F-41Aの修理依頼を承りました。
iPhoneやiPad、XperiaやGalaxyのようないわゆるメジャーな機種に関しては
パーツの流通がしっかりとあるため部品交換修理が可能ですが、
今回の様なArrowsになってきますと、パーツの流通がほとんどありません。
ですので、修理方法としては部品交換修理ではなく基板移植という修理方法となるんです。

基板移植って？

基板移植とは、人間でいうところの脳みそを移植するということです。
まず、普通に動く同じ機種を用意します。
言い方を変えると、健康な体を用意します。
そこに、データの入っている基板、つまり脳みそを移してあげる。
これが基板移植です。
ですので、本体は今まで使っていたものではなく、用意した端末になります。

このような基板移植修理は、パーツの流通がない機種で使われる修理方法です。
この方法は基板が死んでいなければ基本的には成功します。
ですので、パーツの流通がない機種に関しても修理は可能というわけです。

修理前

加熱

まず、Arrows Be4 F-41Aは画面から分解していく機種になるので、
画面と本体の隙間にある粘着剤を熱でゆるめていきます。

画面を開ける

そこからピックなどを使って、画面のケーブルに気を付けながら
粘着を切りながら画面を開けて取り外していきます。

画面を外す

画面を外せたらヒートシンクと言われる銀色のカバーが見えてきますので
見えてるネジをすべて外しヒートシンクを外していきます。

基板

ここまでくると、基板が見えてきます。
画像でいうと上側の緑の部分がメイン基板です。

基板を外す

繋がっているケーブルを外し、丁寧に基板を外していきます。

後はこの逆の作業をしていくだけです。

修理後

無事交換成功しました！

スマホスピタルekimo梅田店ではこのようなパーツの流通がない機種でも修理可能となっております！
いつでもお気軽にご相談くださいませ！