【Android修理】Xperia Aceの分解方法！バッテリー交換は画面から開けていきます！

本日はバッテリーの消耗が激しくなってしまったという
Xperia Aceのバッテリー交換修理をしました。

今回は分解の様子も一緒にご覧いただきましょう。

修理前

まずはじめに電源を落としてからSIMトレイを外します。
良く分解前にこのSIMトレイを外すということを忘れてしまう方も多いですが、
後々必ず外すことになりますので、基本的には電源を落とした直後、分解する前に取り外しておくのが良いでしょう。

Xperia Aceという機種は画面から分解していきます。
画面の両サイドは液晶までの距離がかなり短いため、
手元が狂えば液晶を破損させてしまいます。
そのため、ピックをあまり奥まで入れすぎないように、
慎重に画面と本体の隙間にある粘着を切りながら画面を外していきます。

分解中

ヒートシンクを外す

画面を外すと、さらに銀色のヒートシンクと言われるものが見えてきます。
このヒートシンクにはネジがたくさんついていますので、
ネジをすべてとりヒートシンク自体を持ち上げ完全に外していきます。

基板を外す

ヒートシンクを外したら、今度は基板を外していきます。
一見ネジが全て取れたかのように見えますが、実はまだ2本残っています。

ひとつは左下ですが、このネジは外から見えていますのですぐわかりますが、問題はもうひとつのネジです。
画像でいうと左上になりますが、
コネクターを外さなければこのネジは見えてきません。
いわゆる隠しネジと言われるものです。
このネジを取り外さなければ基板は外れませんので注意しましょう。

バッテリーを外す

基板が外れたら、その裏側を見てみましょう。
基板に直接粘着でしっかりとバッテリーがついています。
画像で見るとバッテリーの左側に、黒いテープのようなものが
上下にひとつずつ見えていると思います。

このテープを剥がしバッテリーが外れたら
後は新しいバッテリーを付け、逆の順番で本体を元に戻していきます。

修理後

圧着

Xperiaのように画面から分解していく機種は
また同じように画面をしっかり本体と貼り付けるため粘着シールを貼った後、しっかりと圧着をしていきます。
この圧着の作業を怠ると仕上がりがかなり悪くなりますので、
修理時間は圧着の作業も含めた2時間から3時間でご案内しております。

無事バッテリー交換が完了しました。

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