【Galaxy A21】充電ができない理由は詰まったほこりが原因だった⁉

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本日は充電ができなくなってしまったというGalaxy A21の修理依頼を受けました。
iPhoneなどとは違うため、画面やバッテリーの在庫はあっても
充電口のパーツはなかなか常に置いている在庫ではありません。
またものによってはそもそも取り扱いがないため
海外からの発注となる場合も多く
そうなれば即日での修理はもちろん不可能ですし、
配達の状況によっては2週間以上かかることもあります。

しかし、今回の場合は充電口のパーツを交換しなくても改善する可能性がありました。
さて、それはどういうことなのでしょうか？

修理前

今回の様に、充電ケーブルが奥までささっていなくて充電ができないという症状が出ているのであれば、
実は充電口の不良ではなく充電口内部の汚れが原因の可能性もあるんです。

充電口の内部には、ケーブルの接点がいくつもあります。
もちろん、内部に水分が付着して回路がさびてしまったり
長年の摩擦が原因で接点が剥離しかけていたりすると充電口は壊れてしまいますが、
置くまでささっていないだけなのであれば
内部の接点にそもそも到達していないことが原因の可能性もあるというわけなんです。

ただ、中の接点を傷つけてしまえば例え内部の汚れを取り除けたとしても
充電口は機能しなくなり死んでしまう可能性ももちろんあります。
ですので、無理につまようじなんかを差して掃除するのはかなり危険な行為というわけです。

我々修理スタッフは、内部の構造をしっかり把握しているうえで修理をします。
どこに接点があり、どこを傷つけてはいけないか理解したうえで作業しますので、ご安心ください。