熱くなったスマホを冷ますのに保冷剤はNG!4つの正しい対処法

使っているうちに熱くなったスマホを保冷剤で冷やそうとしていませんか?実はその対処法は間違っているかもしれません。温度が上昇したスマホを保冷剤で急激に冷やすと、故障してしまう可能性があります。 では、適切に冷やす方法はあるのでしょうか?そこで、今回はスマホが熱くなる原因と安全に冷やす方法を紹介します。


この記事は約7分で読み終わります。

スマホが熱い!考えられる原因

最近のスマホは高性能化や小型化が進み、耐水性や防塵性に優れたものが多くなりました。そのため、内部の熱が逃げにくい傾向にあるといわれています。

スマホの内部には、作動にともなって熱を発するパーツが多く使われています。基本的には発熱しても外気で冷やされるので、内部の温度は一定に保たれるように作られています。しかし、使い方によっては放熱が追いつかず、熱くなりすぎてしまうこともあるのです。

また、以下のような使い方はスマホの温度を上げてしまいます。熱くなりやすい使い方をしていないか、チェックしてみましょう。

充電しながらの使用

そもそもバッテリーは充電すると熱くなる性質があります。充電したまま使用すると、充電と操作によって強い負荷がかかり、本体が高温になってしまうのです。また、充電しながらスマホを使用することは、バッテリーの寿命を縮めてしまう原因になります。

注意すべき点はこれだけでなく、フル充電になったのに充電器に接続し続けることも良くありません。これもバッテリーに負荷をかけて、スマホを熱くしてしまいます。

充電しながら操作するのが習慣となっている方は、注意しましょう。

CPUに負荷がかかる使用

スマホの頭脳であるCPUに負荷をかける操作も熱くなる原因のひとつです。

CPUとは、グラフィックやアニメーションを多用したゲーム、GPSや動画の再生・編集アプリは複雑な処理をする箇所です。そのため、負荷がかかるとCPUが活発に作動し、熱を生み出します。また、バックグラウンドで起動されているアプリが影響していることもあるため、気づかないうちに大きな負荷をかけていることもあるのです。

使わないアプリを起動しているときや、同時に複数のアプリを起動している場合は、こまめに終了させましょう。

もちろん、長時間にわたる連続使用も負荷をかけやすいです。少しずつスマホが熱を溜め込んでしまうので、ときおり休憩を挟み、長時間の使用は控えましょう。

高温な環境での使用

とくに夏場の直射日光の当たる場所や車内・ビーチなどは高温のため、熱を放出しにくい環境です。このような場所でスマホを使うと、どうしても熱を溜め込んでしまいます。

さらに、こたつや布団の中・暖房器具のそばなど、暖かいところでの使用にも注意が必要です。このような場所での使用や保管は想定されておらず、安全上問題があります。高温な環境に放置すると低温やけどを負う危険性や、最悪の場合発煙や発火の可能性も指摘されています。

また、シリコンや布を使ったスマホケースは熱伝導率が悪いので注意しましょう。とくに厚みのあるタイプは熱をためこみ、スマホ内部が高温になりやすいためです。ゲームなどで頻繁に操作する場合は、これらのタイプのケースを装着するのは避けたほうが良いでしょう。

その他、熱暴走の予防方法について紹介している記事があります。ぜひ以下を参考にしてください。

>>スマホが熱い!熱暴走する前に防ぐ方法をご紹介!

目次へ

保冷剤で冷やすのはNG!「結露」のおそろしさ

スマホが急激に熱くなると「早く冷やさなきゃ!」と熱を下げる方法を模索してしまいますよね。しかし 冷たく凍らせた保冷剤を使って冷やすのは避けましょう。

なぜならば、急激な温度変化が起き、スマホの内部に結露が発生しやすくなってしまうからです。結露は水没と同様のダメージを与えるため、部品が腐食するなどして故障の原因になります。それだけではなく、保冷剤によって充電コネクタから水が入るおそれも考えられます。

また、冷蔵庫の中に入れたりエアコンの吹き出し口近くで冷やしたりするのもスマホの内部に結露が発生するおそれがあるため、必ず避けましょう。

「耐水性や防水性がある機種なら大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、耐水・防水のスマホは外部からの水分を防ぐために作られています。結露は内部に発生するため、耐水性や防水性の有無は関係ありません。どんな機種であっても、保冷剤などで急激に冷やすことはおすすめしません。

目次へ

安全にスマホを冷やす4つの方法

先に解説したとおり、スマホの高温状態が続くとバッテリーの劣化や故障の原因になります。処理速度が低下してフリーズや再起動を繰り返す、データが失われてしまうなどのトラブルも起こりかねません。

では、保冷剤を使わず安全にスマホを冷やすには、どうすればいいのでしょうか。ポイントはスマホの温度上昇を抑え、熱を逃げやすくさせるということです。ここでは、効果的な4つの方法を紹介します。

1.充電をやめる

充電中のスマホが熱いと感じたら、まずは充電を中止しましょう。スマホが熱くなる大きな原因であるバッテリー充電を止めれば、温度上昇を抑えられます。

このとき、電源をオフにして動作を完全に止めて発熱できないようにすると、より効果的です。電池パックが取り外せる機種ならば、取り出しておくと良いでしょう。

充電の方法にも注意が必要です。急速充電はバッテリーに負荷がかかりやすく、スマホを熱くしてしまうことがあります。必要なとき以外にはなるべく急速充電を使わないようにしましょう。

2.アプリの使用をやめる

とくにCPUに負荷をかけやすい重いものを優先に、起動しているアプリの使用をやめましょう。また、バックグラウンドで起動しているアプリもあわせて終了させることも忘れないようにしてください。

スマホは電源をオフにすることが少ないため、一度起動させたアプリはそのままにしてしまいがちです。CPUの負荷を減らすためにも、あまり使っていないアプリはこまめに削除したり、定期的にすべてのアプリを終了させたりすることを習慣づけましょう。

3.風通しの良い場所に置く

直射日光が当たらず、風通しの良い涼しい場所にスマホを置くのも効果的です。熱伝導率のよい金属などの上に置いておくと、より早く温度を下げられます。

その他、扇風機の風に当てるのも良いでしょう。スマホから放出された熱を風で逃がすことができるので、非常に効果的です。また、スマホは寝かせておくよりも立てておくほうが外気の当たる面積が広くなるので、より早く温度を下げられます。ケースやカバーは外して、本体の熱を放出しやすくしましょう。

もちろん、エアコンのような冷たい風に当てるのは結露の原因になるので避けてください。

4.スマホ用保冷グッズを使う

スマホ用の保冷グッズを活用するのもおすすめです。普段からゲームアプリなどをよく使用しているせいで熱くなりやすいと感じているなら、いくつか常備しておくと安心です。おすすめは次の3つのアイテムです。

冷却ファン

扇風機のような羽根でスマホの熱を逃して冷やす冷却ファン。モバイルバッテリーを兼ねているタイプや、ゲームをする際に便利なグリップ付きタイプなどさまざまな種類があります。

冷却シート

スマホの裏側に貼り付け、熱を吸い取る冷却シート。シールのように薄いため、シートを貼ったままでもスマホを違和感なく使うことが可能です。

常温保冷剤

常温保冷剤は熱を吸収しスマホの温度を下げるアイテムです。凍らせて使う一般的な保冷剤と違い、結露の心配がありません。専用のバンドがセットになったタイプもあり、スマホに装着したまま使うことができます。

発熱がおさまらないなら修理しよう

これらの方法を試してもスマホの発熱がおさまらない場合には、何らかの故障の可能性があります。修理を検討している場合は、スマホスピタルへご相談ください。

スマホスピタルは、総務省登録業者として認定された修理店です。技術力の高さや知識の豊富さには自信があります。

研修を受けたスタッフが丁寧に対応いたしますので、スマホの温度がどうしても下がらない場合は、お近くのスマホスピタルへご相談ください。郵送での修理も承ります。

目次へ

まとめ

熱くなったスマホを冷やすときは、保冷剤を使って急激に温度を下げてはいけません。内部の結露の原因になり、水没する可能性があるためです。

もし、スマホを冷やすなら、充電をやめる・アプリを終了させる・風通しの良い場所に置く・専用の冷却グッズを使うといった方法で、温度の上昇を抑えましょう。

それでも発熱がおさまらない場合にはスマホスピタルへの相談・修理を検討してください。

目次へ