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格安SIMフリー端末に機種変更する方法や流れを説明!5つの注意点 | スマホスピタル

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SIMフリー端末での機種変更について

まずはSIMフリーのスマホについて解説します。

SIMフリー端末とは

SIMとは、「Subscriber Identity Module」の頭文字で、「通信回線を識別する部品」という意味です。スマホ本体の中に装着されているICカードで、スマホ所有者の契約情報や電話番号などが記録されています。

数年前まで、ある携帯事業者で契約したスマホは、その携帯事業者の回線でしか利用できませんでした。ほかの携帯事業者で利用するには、SIMロックを解除する手続きが必要でした。

また特定の携帯事業者の回線を利用するには、端末がその特定の携帯事業者の使う周波数帯に対応している必要があり、SIMロックを解除する手続きができない場合もありました。

しかしSIMフリーのスマホは、複数の周波数帯に対応しており、特定の携帯事業者によるSIMロックもかかっていないため、多くの携帯事業者で使えます。SIMカードを差し替えるだけで、携帯事業者の変更が完了するわけです。

SIMフリー端末で機種変更は可能

もちろん、同じ携帯事業者の中でSIMフリーのスマホへ機種変更するのも、簡単にできます。ただし、通話やインターネットをするための初期設定は、自分でやらなければいけません。また古いスマホから新しいスマホにデータを移す作業も必要です。

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SIMフリー端末を購入して機種変更する2つの方法

SIMフリーの端末は、メーカーの通販サイトや家電量販店、携帯事業者のキャリアショップで購入できます。どのような違いがあるのでしょうか。

携帯事業者(キャリア)を変えずに、本体のみ機種変更

大手を中心に一部の携帯事業者で扱うスマホは、最初からSIMロックがかかっており、一定の条件を満たさないと解除できません。SIMフリーのスマホを利用したいのであれば、メーカーの通販サイトや家電量販店などで購入する必要があります。

機種変更は、SIMフリーのスマホに古いスマホのSIMカードを差し替えるだけです。その後に、次の章で紹介する5つのステップを実行します。

携帯事業者(キャリア)と一緒に機種変更する

MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる携帯事業者の中には、SIMフリーのスマホとSIMカードとセットで販売しているところがあります。メーカーの通販サイトや家電量販店で購入するのと比べて、割安なのが魅力です。

もちろん、SIMロックはかかっていないので、ほかの携帯事業者でも、対応していればSIMカードを差し替えるだけで利用できます。ただし、一定期間の利用を条件として端末を安くしているため、途中で契約を解除すると違約金を請求される点は注意しましょう。

なお、多くのMVNOでは、スマホが手元に届いた時点で初期設定はされていません。自分でスマホにSIMカードを差し込み、初期設定を行います。

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SIMフリー端末で機種変更までの5つのステップ

では、どのような手順で機種変更するのか、ステップごとに見てみましょう。

ステップ1:SIMフリー対応スマホを選ぶ

まずは、SIMフリーのスマホを購入します。先述のとおり、SIMフリーでもすべての携帯事業者に対応しているわけではないので、必ず事前に対応状況を確認しましょう。店頭で購入する場合も、あらかじめメーカーや携帯事業者のWebサイトで確認するほうが安心です。

ステップ2:現在のスマホのデータのバックアップをする

新しいスマホで、現在のスマホと同じように利用するためには、現在のスマホのデータを移さなければいけません。そのためには、バックアップと復元の作業が必要です。

iPhone同士、Android同士、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneといった具合に、双方のスマホのOSによって、バックアップや復元の方法は異なります。

iPhone同士であれば、iCloudやiTunes、Finder経由で現在の端末からバックアップし、新しい端末に復元するという流れです。

Android同士なら、Googleのバックアップ機能を使って、古い端末のデータをGoogleドライブなどに移動します。新しい端末にGoogleのアカウントでログインすると、自動で同期してくれるという仕組みです。バックアップ専用のアプリもあります。

ただし、アプリの中には個別にバックアップが必要です。例えば、LINEはトークの履歴や画像、動画を別途バックアップしなければいけません。また、復元にはアカウント情報の入力を求められます。正しくバックアップできても、アカウントが間違っていたら復元できません。ほかのアプリでも同様です。事前にIDやパスワードを確認しておきましょう。

ほとんどのアプリでは、IDを忘れていたら登録のメールアドレスなどから調べられますし、パスワードを忘れていたら、リセットして再設定できます。

ステップ3:新しいスマホにSIMカードを挿入

バックアップなどの準備が終わったら、現在のスマホからSIMカードを抜いて、新しいスマホに差し込みましょう。どちらも電源が入ったままだと、SIMカードや端末が壊れる恐れがあるので、必ず電源は落とした状態で行います。

iPhoneであれば、側面に小さな穴が空いているはずです。そこに付属のSIMピンを差し込むと、SIMトレーを引き出せるようになります。Androidの中には、ふたを開けてSIMスロットから抜けるようになっている端末もあります。

SIMカードを差し込んだ後に、新しいスマホの電源を入れても認識されない場合は、正しくセットされていないか、どこかに不具合があるかもしれません。

再起動したり、SIMカードをセットし直したり、SIMカードやスロットを掃除したりしても改善しなければ、SIMカードが端末のどちらかが故障している可能性があります。スマホのメーカーやSIMカードの携帯事業者に相談しましょう。

ステップ4:新しいスマホにバックアップデータを移行するなどの設定を行う

無事、新しいスマホでSIMカードを認識できたら、バックアップしたデータを復元します。設定している最中に、復元の方法を尋ねてくるので、該当するものを選びましょう。

iPhoneでiCloudから復元したり、AndroidでGoogleドライブ経由から同期したりする場合は、Wi-Fiが必須です。その前にWi-Fiを設定する項目があるので、接続できるようにしておきましょう。

ステップ5:「APN」の設定をする

スマホは、電話やインターネットをするときに、APN(アクセスポイント名)という情報が必要です。接続先のURLやプロキシ、ポート、ユーザー名、パスワード、サーバー名などが含まれています。

SIMフリーのiPhoneは、ひとつのAPNしか設定できないため、初めて利用したり、携帯事業者を変更したりするときは、新たにAPNを設定しなければいけません。

iPhoneのAPN情報は「構成プロファイル」という形で公開されており、ダウンロードしてインストールするだけで使えるようになります。構成プロファイルは携帯事業者のWebサイトからダウンロードが可能です。

Androidであれば、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の中に一覧があります。該当する携帯事業者があれば、選択するだけです。

無ければ、右上の「+」をタップし、必要な情報を入力します。これらの情報は携帯事業者のWebサイトで公開されているはずです。一番上の名前は自由に決められます。情報の無い項目は空欄のままで構いません。入力が終わると、一覧の中に追加されるので、選択して完了です。

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SIMフリーで機種変更する際の5つの注意点

SIMフリーのスマホは、自分で機種変更しなければいけないので、どこかで間違う可能性があります。5つの注意点を見てみましょう。

1:SIMカードの種類(サイズ)

SIMカードには、標準SIM、nanoSIM、microSIMの3種類があります。最近のスマホはmicroSIMが主流です。SIMカードのサイズが異なると、SIMスロットに差し込んだり、SIMトレーにセットしたりすることができません。

SIMカードのサイズ変更は、携帯事業者で対応してくれますが、手数料がかかります。手元に届くまでの日数もかかるので、事前にSIMカードのサイズを確認しておきましょう。

2:現在契約中の回線プランに合わせて、購入端末を選ぶ

SIMフリーのスマホでも、すべての携帯事業者に対応しているとは限りません。通話やインターネットができても、一部のサービスを利用できない場合もあります。スマホのメーカーや各携帯事業者では対応状況を公開しているので、購入前に確認しましょう。

なお、新発売のスマホは、携帯事業者によって対応の確認に日数がかかる可能性があります。

3:契約プランの変更する場合、違約金等の発生の可能性がある

SIMフリーのスマホに機種変更する際に、同じ携帯事業者の中でプランを変更したり、別の携帯事業者に乗り換えたりすると、違約金が発生するかもしれません。特に契約期間が短い場合は要注意です。

最近は、違約金の額が低かったり、最低利用期間が短く設定されていたりしますが、過去の契約では、不利な条件が継続している可能性があります。

事前に携帯事業者のWebサイトで、契約状況を確認しましょう。

4:保証(補償)サービスへの加入

携帯事業者の保証は、その携帯事業者で購入した端末のみ利用できます。そうでないSIMフリーのスマホは、原則としてメーカーの保証しか受けられないので、保証期間を過ぎてから故障すると、高額の修理代がかかるかもしれません。

また、古いスマホに保証が適用されていて、同じ携帯事業者のままで機種変更した場合は、自分で解除の手続きを行わないと、いつまでもそのための費用を請求されます。携帯事業者のWebサイトで保証サービスの解約手続きをしましょう。

5:バックアップをおこなう

機種変更するときはもちろん、SIMカードを差し替えるだけでも、バックアップをしておくと、万が一データが消えてしまったときに安心です。

スマホは、破損や故障などでデータを取り出せなくなるリスクもあるので、普段から定期的にバックアップをしておきましょう。

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SIMフリー端末への機種変更が上手く行かない場合の対処法

ここまで紹介したとおり、SIMフリーのスマホへ機種変更するのは、それほど難しくありません。しかし、予期せぬトラブルによって思いどおりに行かない場合もあります。そんなときは、どうすれば良いのでしょうか。

専門業者へ依頼する

スマホの専門業者に依頼すると、知識が豊富ですから、どのようなトラブルが発生しているのか簡単に特定できます。トラブルの原因によっては修理などの対応も可能です。

スマホスピタルでも、スマホの修理のほかに機種変更やデータ移行をお手伝いしております。お悩みの際は、ぜひご相談ください。

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まとめ

SIMフリーのスマホは、多くの携帯事業者に対応しており、SIMカードを差し替えるだけですぐ使えるようになります。ただし、初期設定やデータのバックアップと復元、諸手続きまで自分で行わなければいけません。難しいようであれば、専門業者に依頼すると良いでしょう。

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